祈り

目次

1、霊的聖体拝領の祈り(2014年7月5日)

2、聖ヨゼフへの祈り(2014年2月26日)

3、ガダルーペの聖母への祈り

4、まっすぐ天国へ行く方法…祈り

5、日々の怠りを償う祈り

6、大天使聖ラファエルに対する祈り(2013年10月24日)

7、大天使聖ミカエルに対する祈り

8、使徒マテオに対する祈り

9、天使の元后への祈り(2013年9月17日)

10無原罪の御孕りの聖母を讃える祈り

11霊名の聖人を讃える祈り

12聖マリア・マグダレナへのノヴェナ(2013年7月24日)

13聖水を使うときの祈り

14,十字架の印''(2013年7月18日)

15,カルメル山の聖母への祈り(2013年7月17日)

16イエズスのいとも貴き御血(おんち)への祈り

17イエズス、マリア、ヨゼフ、われ御身を愛し奉る、よって霊魂を救い給え。

18聖ゲルトルードの花の祈り―イエズスへの祈り''

19大聖ゲルトルードに対する祈り

20罪人たちのための聖顔の祈り(2013年6月14日)

21大天使聖ミカエルへの祈り

22堕胎の危機にさらされている子供のための祈り

23守護の天使への祈り(2013年6月4日)

24聖母の汚れなき御心の祈りの軍隊の祈りのプログラム「罪びとの回心と救霊のプログラム」(2013年6月3日)

25霊魂を救う小さな祈り(2013年6月1日)

26聖ジャンヌ・ダルクへの祈り

27

霊的聖体拝領の祈り

下記の祈りは『公教会祈祷文』に載っているものです。現在もはや『公教会祈祷文』が販売されていないのでここに掲載しておきます。

「イエズス・キリスト,われは主が至聖なる聖体の秘跡のうちにましますことを固く信じ、万事に超えて主を愛し、主を受け奉らんことを望む。されど今聖体を拝領することを能(あた)わざれば、霊的にわが心に降(くだ)り給え。-主よ、われ主を受け奉りしごとく主によりすがりて、わが身を全く主に一致せしめ奉る。願わくは主を離(はな)るるを許さず、悪魔のわなより救い給え。わが心に主の愛の火を点じ、永遠に主の御(おん
)ために燃(も)ゆるを得しめ給え。アーメン。」

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(2014年7月5日)


聖ヨゼフ

毒に効果あり…聖ヨゼフへ祈り


今やあらゆる食品の中に危険があります。この世界には善も悪も、陰謀もあります。しかし、それらすべての上に神がおり、神の御前(みまえ)にすべては明らかなのです。また皆にとって明らかになるときが来るのです。

昨日書いた聖水や聖ベネディクトのメダイの効力のほかに、二酸化チタンその他の毒性のある食品に効果のある祈りがあります。1900余歳の聖ヨゼフへの祈りです。

[願い事のために9日間毎朝祈りなさい、この祈りが聞かれないことはめったにないでしょう。]

「この祈りは、われらの主イエズス・キリスト紀元50年に発見されました。1505年にそれは教皇から戦いに出ようとしていたチャールス皇帝に送られました。

誰でもこの祈りを朗読し、或いはそれを聞き、或いはそれを運ぶ人は決して突然の死に見舞われることがなく、溺れることもなく、毒を飲んでも害を受けないでしょう。彼らは敵の手に陥ることなく、いかなる火にも焼かれず、戦いで負けることもないでしょう。

この祈りをあらゆる場所で知らせなさい。

ああ神の玉座の御前にいとも偉大にして強くかつ速やかなる御保護を給う聖ヨゼフ、我は御身にわが関心と望みの全てを委ね奉る。ああ聖ヨゼフ、御身の力強き御取り次ぎによりてわれを助け、われらの主イエズス・キリストによりて、御身の神なる御子により、あらゆる霊的な祝福を我がために乞い求め給え。
かくて、ここ御身の天的御力の下に、われ、教父たちの愛への感謝と尊敬を捧げえんことを。
ああ聖ヨゼフ、我は御身と御身の御腕の中にやすらいたもう主イエズスを思いて飽くことなし。彼が御身の御心臓の近くに休み給う時,我はあえて近づき奉らず。
わが名において彼を抱きしめ、わがために彼のうるわしき御頭に口づけし、わが臨終の息を引きとらんとき、その口づけを返し給わんことを彼に願い給え。
聖ヨゼフ、死期の霊魂の保護者よ、われらのために祈り給え。アーメン。

『ピエタ』より

Imprimatur

Most Rev.Gerge W.Ahr

Bishop of Trenton」

*上記の祈りはコピーして持ち運ぶことや、自分で祈るかあるいは人が祈るのを聞いていても効果があるといわれます。また、いかなる火にも焼かれないことから電磁波兵器にも効果があるかもしれません。(2014年2月26日)

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fatima

賛美…アヴェマリア


昨夜久しぶりに讃美歌を歌いました。精神的に、あるいは霊的に落ち込んでいたのだと思います。何か理由があるとすれば、吹雪の中を寂しそうに鳴きながら帰って行った野良猫のクロちゃんのことが心配だったからかもしれません。ここ二日毎日きました。初めて来たのは、秋で立派な体格で毛並がつやつやしていました。だから野良猫とは思いませんでした。二日前に久しぶりに雪の中をやってきたので、エサをいっぱいあげました。毛に氷が張りついていたので、家猫ではないとわかりました。ご飯をいっぱい食べさせたのですが、家には入れるわけにはいかなかったからです。どこにねぐらがあるのでしょうか…。夜の外は吹雪でした。冬でなければ心配はしませんが…。
20年前にポーランドから講演にやってきた若い幻視者が、「(普通の祈りよりも)讃美歌は2倍(あるいは2重)に神を賛美できる」と言ったことを思い出しました。カトリックには、『カトリック聖歌集』があって、美しい歌があります。よく外国の聖母の出現地で、皆で歌います。
自分の力でどうもできないことは、神に委ねるしかありません。そういうことは日々私たちの生活に起こります。病気もそうです。私は1ケ月前に、新たに違う病気が突然起こり、今はリハビリ中です。パソコンのキーボードを打つのはよいリハビリの一つになります。またリハビリになることを発見しました。日常生活に、多少の支障があるため、そういうことも霊的な落ち込みの原因かもしれません。
これらすべてのことを神に委ねるには、まづ祈りなのです…。そうだ、歌をうたって神を賛美しょう。そう思いつきました。心のなかに、歌詞が浮かんできました。「おんみこそは愛のきわみ、われらの母…アヴェ、アヴェマリア』」ファチマの聖母の讃美歌「ああうるわし」の歌詞でした。聖歌集を取りだし、全部の歌詞を何回も歌っていると、心が広々と広がり、癒されていくように感じました。(2014年1月27日)
*写真はAve ave ave Mariaより


ああうるわし」の歌詞を下記に載せます。

1、ああうるわし若葉揺れて、光のきみたたせ給う。アヴェ、アヴェ、アヴェマリア、アヴェ、アヴェ、アヴェマリア(折り返し)
2、幼子たち招き給い、神の秘密ささやき給う。アヴェ…
3、御身こそは愛のきわみ、われらの母慕いまつらん。アヴェ…
4、ロザリオもて平和は祈れ、罪に泣けと諭させ給う。アヴェ…
5、おおマリアよ、み手をのべて、世の行く末照らし給え。アヴェ…
6、ああなつかし空の彼方、導き手よ愛のみはは、アヴェ…。

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ガァダルーペの聖母への祈り

ガァダルーペの聖マリア、奇[くす]しき薔薇よ、公教会のために祈り給え。教皇を護り給え。御身に祈願する者を、その必要に際し助け給え。御身は永遠の童貞にして真の神の御母なるがゆえ、われらのために、信仰を貫く恵みと苦難のうちの甘美(かんび)なる希望、そして燃え上がる愛と臨終のときに忍耐する特別な恵みを、御身の至聖なる御子に取り次ぎ給え。アーメン。

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:まっすぐ天国へ行く方法…祈り

まっすぐに天国へ行けるということは煉獄で罪を償う必要がないということです。償いをする所である煉獄は、罪を償うところですからとても苦しいところです。一番低い煉獄は地獄とさほど変わりがないと言われます。ただ必ず天国へ行けるという希望があります。下記の祈りを祈ると、大罪がない限り、まっすぐ天国へ行けるといわれます。

日々の怠りを償う祈り


一つには、わが今日および全生涯の間に犯せしすべての罪を償わんがために。
願わくは、聖父と聖子と聖霊とに栄えあらんことを……*!

二つには、わが今日および全生涯の間に悪しく行いし善を浄めんがために。
願わくは、聖父と聖子と聖霊とに栄えあらんことを……!

三つには、わが今日および全生涯の間に行うべきに行わざりし善に代えんがために。
願わくは、聖父と聖子と聖霊とに栄えあらんことを……!

死んだばかりの一人の貧しいクララ会の修道女が彼女のために祈っていた女子修道院長に現れて申しました。「私は真っ直ぐに天国へ参りました。というのは、毎夕唱えましたこのお祈りによって私は負債を払ったからです。(この祈りは告解に代用されるものではありません。)(「ピエタ」)*栄唱

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聖ラファエル

大天使聖ラファエルに対する祈り

 栄えある大天使聖ラファエルよ、御身は天つ御国の気高き長(おさ)、叡智(えいち)の賜(たまもの)と恩寵にすぐれし者、海陸を旅する者を導き,不幸なる者を慰むる者、罪びとのよりどころなれば、かつて旅するトビアを助け給いしごとく、この世の困窮にあるわれを常に助け給わんことを願い奉る。御身は天主の聖薬にてましませば、もし我にとりて最善と見給わば、わが霊魂の数多(あまた)の病、並びに肉身を苦しむる悪よりわれを癒し給わんことを、へりくだりて願い奉る。されどわれ、聖霊の活(い)ける聖殿たるにふさわしき者たらんため、天使のごとき潔白を特に願い奉る。アーメン。(2013年10月24日)




大天使聖ミカエルに向かう祈り

天軍の栄えある総帥、大天使聖ミカエルよ、かつて悪魔の大軍が、全能なる天主にそむきし時、御身は、『たれか天主にしくものあらん』と叫び、あまたの天使を率いて彼らを地獄の淵に追い落とし給えり。ゆえに公教会は御身をその保護者となし、特に日本公教会は、御身をその守護者とあがめ奉る。願わくは霊戦に当たりてわれらを助け、悪魔を退け給え。我らをして御身にならいて、つねに天主に忠実ならしめ、その御旨(みむね)をとうとみ、その御戒めを守るを得しめ給え。かくて我ら相ともに天国において、天主の御栄え(みさかえ)を仰ぐにいたらんことを。御身の御(おん)取り次ぎによりて天主に願い奉る。アーメン。(「公教会祈祷文」より)(2013年9月29日)


あなたの娘たちは預言する

娘たちは預言する

先日「倦まずたゆまず祈れ」という聖句を引用して、願いの取り次ぎの祈りをするべきだと、(2013年9月21日の)使徒聖マタイに対する祈りの項に書きました。その良い例が、最近東京在住のシスターが送ってくれた本にありました。聖母奉献修道会の創立者福者マリー・リヴィエの伝記『あなたの娘たちは預言する』の中にです。

マリーは生後16ケ月の時に2段ベットの上から落ち歩くことができなくなりました。あらゆる治療をしても無駄でした。しまいには、マリーの体はくる病の症状をあらわし、母はもはや天の助けを仰ぐしかないと、家にほど近い「悲しみの聖母」の小聖堂へマリーを連れて行くことにしたのです。マリーは2歳になり、毎日欠かさず4年間悲しみの聖母像の前に連れて行ってもらい、そこに置かれました。「今日はマリア様が私を直してくださるわ。そしたら私一人で帰るわ」毎日毎朝,新たな確信をもってマリーは悲しみの聖母像の前に何時間もとどまり、祈りました。歩くことのできないマリーは、夕方姉か母が迎えに来るまで,飽きもせず聖母像に対峙して祈っていたのです。姉が迎えに行くのを忘れておそくなって、「待ちどおしくなかった?」と聞くと「いいえ、ちっとも!私、マリア様が治してくださるのを待っていたの」と答えたのでした。小さな子供の、なんという忍耐、なんという信仰でしょうか!1774年9月8日聖母の御誕生の祝日にとつぜんマリーは松葉づえをちょうだいと叫び、完全ではないが歩けるようになりました。1777年再度骨折したマリーは、プラデルの聖母聖堂の油を母にぬってもらって2週間後に奇蹟的に完治しました。松葉づえはもういりません。「マリア様が私を直してくださったの!」とマリーは叫びました。8月15日の聖母被昇天の祝日の奇蹟でした。マリーは9歳になっていました。その後、彼女は巨人の歩みで、子供ながら宣教活動(子供たちを集めて学校*を開校)を開始し、ついには修道会を創立するのです。マリー・リヴィエの後の話はまたいつか…。

贖虜の聖母

本日は、トリエントミサでは贖虜(しょくりょ)の聖マリア(写真)の1級祝日をお祝いします。「本日は、回教徒の捕虜となっていたキリスト教徒への聖母の御保護と、これらの捕囚信者の釈放のために働く「贖虜の聖母修道会」の創立とを祝うのである。
1696年、インノチェンツィオ12世により、全教会の祝日と定められた。」(「毎日の典書」)
この贖虜の聖母という称号は,今や悪魔のとりこになっている世界中の多くの子供たちの救霊のために非常に効果ある称号と思われます
*この学校とは、私塾のようなものでした。(2013年9月24日)




マテオが税吏だったこととかなり裕福であったことから、マテオに負債の返済や資金調達の取り次ぎを頼むのは理にかなったことです。下記に「使徒マテオへの祈り」を紹介します。祈るときはうまずたゆまず祈るべきです。

愛するマテオ、聖母の要請(ようせい)により、われらの経済的入用において、われらを助け給わんことを請い願い奉る。負債の返済、また、必要なる資金の調達に関しわれらを助け、この世においてわれらの所有する物を、悪しき者より守り給え。われら、神よりあたえられし物の管理者にすぎんことを知ればなり。アーメン。
(2013年9月21日)


:秋晴れ…祈り2

 日本中に大雨を降らせて台風18号が去り、今日はうつくしい秋晴れです。青空には雲一つありません。洗濯日和です。
家の前の庭には、春から秋にかけて咲く花たちが、雑草にもめげず、けなげに咲いています。しばらく体調が悪く、庭を手入れしなかったのです。そのうちの一つランタナが、ピンクと黄色の花をつけてかわいらしく咲いています。敷地のあちらこちらには、つゆ草の青が目立ちます。

ランタナ

今日は天使の元后への祈りを紹介したいと思います。

サタンを打ち破るための、天使の元后への祈り

 貴き天の元后、至高なる天使の后(きさき)よ!御身は世の始めより、サタンの頭(かしら)を打ち砕く力と使命とを天主より与えられ給もう。御身に、われらはいやしくも嘆願し奉る。御身の聖なる軍団を送り給え。御身の命と力とによりて、天使らが悪霊を追い、あらゆる所にて彼らに立ち向かい、その大胆不敵なる攻撃を打ち破り、永遠の嘆きの淵(ふち)へと追いやらんことを。アーメン。

天使の元后



歴史ー
シトー修道会のあるシスターは、世界中で悪魔たちによって引き起こされた破壊の様子を見せられた。祝されし乙女は修道女に、悪魔が地上に解き放たれ、誰もが天使の元后としての天の御母に、神と人間の敵に対して戦うため天の軍隊を送ってくれるよう嘆願する時が来るということを話された。そのとき聖母はこの祈りを教えられ、これを印刷し、広めるよう願われた。(2013年9月17日)
*天使の元后の祝日は、12月11日 
 



秋晴れ…祈り

 

無原罪の御宿り

今朝は、久しぶりに気持ちのいい、雲一つない青空です。家の中の気温は 22度。外は20度くらいでしょうか。犬のグレイは気持ちよさそうに犬小屋で寝ています。朝早く出かけた猫のチョコはまだ帰ってきません。
洗濯日和なので、洗濯をしました。ここしばらく雨ばかりの天候にくわえ、私の体調も悪かったので、青空を見ると晴れ晴れします。家の窓から、丘や森、そして遠くの山まで見えます。蝉が鳴いています。

 こうした何気ない穏やかな平和がいつまでも続くとよいのですが…。メッセージによればそうではありません。戦争が始まり、反キリストが登場し、世界的な飢饉が起こり、地上に神の罰が下されようとしています。
 救いの母という最後の称号を持つ聖母が私たちに懇願されているのは、十字軍の祈りです。ロザリオの祈りです。自分と家族、そして国を護るために熱心に祈らなければなりません。
下記に,無原罪の御孕りの聖母を讃える祈りを紹介します。20年くらい前に古い本の中に見つけた祈りです。美しい祈りなので、当時祈りのカードを作りました。

 無原罪の御孕りの聖母を讃える祈り

マリア、御身(おんみ)はことごとくうるわし。
御身のうちには原罪の汚れすらなし。御身はエルザレムの栄えなり、御身はイスラエルの喜びなり、御身はわが民に光栄を与うものなり、御身は罪びとの弁護者なり。
 おおマリア、おおマリア、いとも賢明なる童貞、いとも寛仁(かんじん)なる御母、われらのために祈り給え、われらのために、主なるイエズス・キリストにとりなし給え。
 V.ああ童貞マリア、御孕りに汚れなかりき。
 R.われらのために、御身の生み給いし御子の御父に祈り給え。
 祈願  童貞マリアの無原罪の御孕りをもって、御子に妙なる住家(すみか)を備え給いし天主、願わくは御子の御死去の功徳(くどく)によりて、あらかじめマリアをすべての汚れより守り給いしごとく、われらにもその御取り次ぎによりて、清きがままに主に至るを得しめ給え。このわれらの主キリストによりて願い奉る。アーメン。


 トリエントミサでは、本日は、殉教者、聖ゴルゴニオの記念を行います。「ディオクレッイアノ皇帝の士官であったゴルゴニオは他の人々に信仰を教えていたが、ある日、信者が殺されるのを見て、あえて皇帝に進言し、忠告した。そのためにむち打たれ、その傷に塩を入れられ、遂に殉教した。4世紀初めの事である。」(「毎日のミサ典書」)(2013年9月9日)


新しい名前

 「教皇ベネディクト」と、天が教皇ベネディクト16世を呼ばれたのを聞いた時、昔読んだか聞いたかしたことを思い出しました。新しい名前は、新しい人、新しいミッションをあらわす、ということをです。ですから私は教皇ヴェネディクト16世が、教皇ヴェネディクトと天が新しい名前で呼ばれたのは、新しいミッション(ローマ人ペテロという役割)のためであると考えました。あるいは、天が親しみを込めて教皇ベネディクトと単に呼ばれた可能性もありますが…。
 カトリック信者も、洗礼を受けるときに新しい名前をもらいます。『洗礼のときつける名前で、霊名ともいう。洗礼名は受洗者がキリストにおいて新たな被造物となったことを意味する。聖人名を一般的にとるが、これはその聖人の保護を願い、またその聖人を鑑(かがみ)とするためである。』(「キリスト教百科事典」)

下記に「 霊名の聖人に対する祈り 」を紹介します。

 わが天なる保護者よ、御身の御名(みな)もて呼ばるるを誇りとするわがため、天主の御前(みまえ)に絶えず祈り、悪魔に打ち勝ちて永遠の栄えにいたらんがため、われを信仰と徳に強め、戦いのうちにわれを護り給え。アーメン

今日のトリエントミサでは、証聖者、童貞聖マリアの御父、聖ヨアキムの二級大祝日を祝いました。「聖ヨアキムは、愛の深い、利己心のない人であった。
 その名は”主の備え”という意味である。キリスト前の、キリスト教的な徳のために、救い主の無原罪の母を娘に持つ幸せがあった。
 公教会のこの偉大な保護者のとりつぎを祈ろう。」(『毎日のミサ典書』) (2013年8月16日)


一つのめでたし

 「…無味乾燥のなかにあって、感覚的熱情なしに、しかし、純粋な意思をもって唱えれる1回のめでたしは、私から見れば、慰めのうちにあって唱えられる三環分のロザリオよりもはるかに価値のあるものなのです」

ー聖母のシスターコンソラータへの啓示

「聖にして学識あるイエズス会会員、シュアレツ神父は、天使祝詞の価値を深く知っていたので、彼は、ふさわしく唱えられた一回の”めでたし”に対し、彼の全学識と同等の価値を喜んで与えると言った」

―聖ルイ・ドゥ・モンフォール 『ロザリオの玄義』

本日のトリエントミサは、証聖者、聖エオウゼビの祝日を祝います。現代の典礼では、日本にかかわりの深い聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の祝日です。「殉教録には、次のように記されている。『自宅のある部屋に監禁されたエウゼビオは、七ケ月の間、祈り続けて死んだ。四世紀、ローマにおいて』
 聖エウゼビオは、ローマの司祭で、アリウス派の異端と戦った。アリウス派のコンスタンティオ帝に捕えられ、自宅に監禁され、餓死させられた。(三七〇年頃)」(『毎日の典書』)(2013年8月14日)


 三つのめでたし2

この項は2013年7月31日の「三つのめでたし」の続きです。

 聖レオナルドの習慣


聖レオナルドは、昼夜のあいだ すべての大罪を避ける恵みを得るため、汚れなきマリアを敬う朝晩三回づつのめでたしの信心業についてしばしば説教した。彼は、聴衆に確言した。「この敬虔なる習慣にゆるぎない信心をもち続ける者は、何にもまして、確実に永遠の救いを得るであろう。」

 聖アルフォン・リゴリの習慣

 聖人は、三つのめでたしをひざまづいて唱え、次の射祷をそれぞれのめでたしのあとに唱えることを勧めた。

御身の汚れなき無原罪の御孕(おんやど)りよりて、ああ、マリアよ、わが身体(からだ)をきよめ、わが魂を聖ならしめ給え

「三回のめでたし」の信心業は、ブロアのヨハネ・バプチスト神父によって広められ、神父は「三回のめでたしの会」を創立した。教皇レオⅢ世は、この信心業を実行する者に贖宥を与え、教皇べネディクト十五世は、この会を大信心会の位に昇格させた。

八月に入りました。昨日八月一日は、トリエントミサでは、鎖の聖ペテロの一級祝日を祝いました。現代の典礼ではアルフォンス・リゴリ司教教会博士の記念日です。ローマのエスクィーノ丘に建てられた大聖堂の記念日(「毎日のミサ典書」)です。
ちょうど二〇年前、一九九三年六月にポーランドでの、当時活動していた幻視者たちの黙想会に招待され、参加するためにヨーロッパを旅行しました。ローマに立ち寄り、この雪の聖母大聖堂を訪れました。記憶にありませんが、その有名な鎖を見たかもしれません。その聖堂前で私たちはジプシー(ロマ)十人くらいに取り囲まれました。ローマ在住の案内をしてくれた司祭の機転で私たちは難を逃れましたが、その司祭の話によると取り囲んだジプシーたちは、お金やバッグを旅行者を取り囲んで盗むのです。ジプシーたちは女性、子供、男性のグループで、案内の司祭がいなければ、ぼんやりして警戒心のない私たちはバッグを取られていたことでしょう。多くの美しい大聖堂めぐりのローマの旅でしたが、ローマの裏側の闇をちょっぴりのぞいたような気がしました。(2013年8月2日)



   

三つのめでたし*

この信心は聖人たちによってはじめられました。ロザリオを祈る習慣がまだできていない人は聖母の御好意を得るために始められるとよいと思われます。

 ―パドアの聖アントニオ、ポート・モーリスの聖レオナルド、聖アルフォンサス・リゴリによって広められた信心

 聖母は、日ごと3回のめでたしを唱えることを願われ、以下のことを聖メクチルダに告げられた。「最初のめでたしは、その全能によって、私の魂をあらゆる他の創造物より高く揚げられ、天と地において、神に次ぐ偉大な力を授け給いたる父なる神を讃えて。あなたたちの臨終のときに、いかなる敵対する力も遠ざけるために、私は、その神である御父の力を使うでしょう。
二番目のめでたしは、私に測り知れない叡智を授けてくださった神である御子を敬うために…あなたたちの臨終の時、私は、すべての無知と過ちの暗闇を一掃するため、その叡智の光であなたたちの魂を充たすでしょう。三番目のめでたしは、私の魂をその愛と優しさと、慈しみの甘美さで満たしてくださる、神である聖霊を敬うためです…あなたたちの臨終のとき、私は、死の苦しみを、聖なる甘味と喜びに変えてあげましょう。」

*めでたし(天使祝詞) めでたし聖寵充ち満ちてるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ御胎内ん御子イエズスも祝せられ給う。天主の御母聖マリア、罪びとなるわれらのために、今も臨終の時も祈り給え。アーメン。

 約束
 聖母は、聖ゲルトルードに出現なさり、約束された。「信仰をもって三回のめでたしを唱えるどんな霊魂にも、私は、その臨終のとき、天国の慰めで霊魂を満ち溢れさせる言い尽くせぬほどの栄光の輝きをもって、現れます。」(この項続く)

今日は、証聖者、ロヨラの聖イグナツィオの二級祝日を祝います。「『すべては、神のより大いなる光栄のために』これこそ、イエズス会創立者、聖イグナツィオのモットーである。聖イグナツィオは、一四九一年、スペインのバスコ地方、ギブスコア州のアスぺティアの近くのロヨラ城で生まれた。両親とも由緒ある貴族の出身でイグナツィオは、洗礼のとき、イニゴなる霊名を受けたが、のちにアンチィオキアの殉教者聖イグナツィオを崇敬して、イグナツィオと改めた。一五一七年軍隊生活にいり、フランス軍に対するパンブローナの防衛戦において、重傷を負った。ロヨラ城にあって療養中、キリスト伝と聖人伝を読んで回心し、モンセラットにおいて聖母に献身し、一五二二年~二三年にかけてマンセラットの洞窟で隠修士の生活をし、ここで彼の内的闘争と照悟の成果として「霊操」の大部分を草した。…一五三四年八月十五日、パリのモンマルトルで誓願を立てた。一五三七年司祭に叙品され、彼の創立したイエズス会は、一五四〇年九月二十七日聖庁から公認された。翌年選ばれて総会長に就任し、一五五六年七月三十一日、ローマで没した。…ぞの著書「霊操」によって、彼は世紀を通じ、今日に至るまで無数の霊魂の指導者となっている。一九二二年七月二十五日ピオ十一世教皇により、彼は心霊修行と黙想所の守護聖人とされた。(『毎日のミサ典書』)

(2013年7月31日)


 聖マリア・マグダレナへのノヴェナ*

おお、祝福されしマグダレナ、まことの改悛の模範よ、われに罪への深き悲しみと、イエズスへの優しく燃える炎のごとき愛とを得しめさせ給え。御身(おんみ)とともに、心の柔和、謙遜なるイエズスの御足元(おんあしもと)に学ぶために座し、疲れし魂の安らぎを見出すことを得しめ給え。マグダレナよ、御身のごとく、われ主の聖なる御足(みあし)を熱烈にいだかん。まことの改悛の涙もて御足を洗い、熱き感謝もて愛の口づけをなすを得しめ給え。「なんじの罪は多かれど、多く愛するがゆえになんじは許されたり」と、主の慈悲深き御声(みこえ)が平和の御言葉(みことば)を宣し給うを、共にわれにも聞かせ給え。
いとも慈悲深きイエズスよ、われ、祝されしマグダレナの謙遜を高められ給いし、大いなる恩寵に感謝し奉る。聖女の功徳と取り成しによりて、ここにつつしんで祈り奉る。われにまことの痛悔の涙を賜(たま)い、わが心に主の聖なる愛をそそぎ、恵み深くこの願いを聞き入れ給え(ここで願を述べる)。アーメン
主祷文、天使祝詞、栄唱、各一回
* ノヴェナとは、九日間連続して祈る、祈りのことです。(2013年7月24日)


聖水について

聖水を使うときの祈り

この聖水と、御身の貴き御血によりて、すべてのわが罪を洗い流し給え、ああ、主よ。

所見ー
聖水は、その使用が、霊魂の浄めを意味する準秘跡(*)である。教会に入る時に聖水を使って十字を切ることは、信仰と奉献の行いである。聖水は絶え間なくわれわれに洗礼を思い起こさせ、それを信心深く使用すれば、小罪が赦される。それはまた、霊魂の敵に対して使われても有効である。(「白い祈祷書」より)

 聖水についてーアビラの聖テレジア

アビラの聖テレジアは、神が聖水に付与した力をよく知っていた。彼女は書いた。「長い間の経験から、悪魔を退散させ、戻って来させないためには、聖水に勝るものはない。悪魔たちは十字架からも逃げるけれど、戻ってくる。だから、聖水には大きな価値が認められるべきである」

*準秘跡とは、「教会が信者の功績によってある種の効果、とくに霊的効果を上げるために、秘跡との相似性によって用いる物または行為。準秘跡は、儀式が行われることによってその効果を生み出さないという点で、キリストによって制定された秘跡と異なる。準秘跡の効果は秘跡の場合のように儀式そのものによるのではなく、祈りによる懇願によってもたらされる。すなわち、準秘跡を利用する人および準秘跡の利用を認める教会の祈りによる。準秘跡の種類は、時間と空間、ことばと行為、物と身ぶりなどすべてに及ぶ。教会の権威によって、これらの順秘跡から個人の心構えだけではなく、キリストの神秘体全体の功績と祈りとによってその効果を得る。」(『カトリック小事典』)

本日トリエントミサでは、聖霊降臨後第九主日をお祝いします。使徒パウロの、コリント人への書簡の朗読では、「神は真実であるから、あなたたちの力以上のこころみには遭わせ給わないであろう。あなたたちがこころみにたえ、それにうちかつ方法を、ともにそなえ給うであろう。」とあります。試みのときほど天に信頼すべきなのです。苦しい試みのとき、聖母にロザリオでより頼めば、優しい天の母マリア様は、必ずや助けてくださるでしょう。(2013年7月21日)


十字架の印

このもっとも基本的な祈りは、祈りの始めと終わりに、また悪魔の攻撃をかわすためにつかわれます。

聖父(ちち)と聖子(こ)と聖霊(せいれい)の御名(みな)によりて。アーメン

主イエズス・キリストのシスターコンソラータへの言葉
「十字を切るときは、内なる霊によって切らなければならない。十字は、すべてのあなたの行いの際立ったしるしでなければならない。この十字の印は、至聖なる三位一体に栄光を帰する」

(2013年7月18日)



 

カルメル山の聖母

 トリエントミサでは7月16日(昨日)はカルメル山の聖母の一級祝日をお祝いしました。現代の典礼でも今日はおなじ祝日です。1251年7月16日、聖母マリアのご出現のなかで、カルメル山の聖母修道会の修道服が聖シモン・ストックに渡されました。多くの信者が、聖母をたたえるために身につける聖母の茶のスカプラリオは、この修道服をかたどったものです。その約束は、永遠の救いとこのスカプラリオを身につけて死んだ者は死んだ後の最初の土曜日に煉獄から救われるという特別の約束があります。土曜の特典と呼ばれています。
 久しぶりに昨日は1日中晴れました。おミサに出かける前に、またまた買い足した花の苗を3本植えました。花の前列の2列がまだ不完全なので、補充したのです。ちょうちょはモンシロチョウだけではなくいろいろな種類が来ますが、残念ながら蜜蜂はきません。二,三日前に、家の後ろの方にある堆肥の山から毎年勝手にどんどん伸びるかぼちゃの花に二匹の蜜蜂を見ました。蜜蜂からかぼちゃの花がよく見えるように葉と茎を少し整理して切りました。実を取るよりも蜜蜂を優先しているのです。
 今日はキャベツとジャガイモとキュウリ、ズッーキニを収穫しました。ジャガイモはお昼ごはんの味噌汁に入れました。キュウリは味噌づけと漬物に、夕飯にキャベツは野菜炒めにします。ズッキーニは薄切りにして塩をふり、3時間ほどおいて水分を抜いてから、チーズとズッキーニを交互に重ねてフライパンにオリーブ油を引き弱火で焼きます。この料理はイタリアの山村の特集番組で見たものでした。焦げたチーズとズッキーニの組み合わせがなかなかいけます。ビールにはもちろん、焼酎にも合います。

カルメル山の聖母への祈り

聖寵極まれる無原罪の童貞(おとめ)、カルメルの壮麗なる輝きよ、聖なる衣をまとう者に憐みの御目(おんまなこ)もて顧(かえり)みられる御身(おんみ)は、われを見そなわし、そのマントもてわれをかくまい給う。御力(おんちから)もてわが弱きを強め、御叡智(おんえいち)もてわが内なる闇を照らし、信、望、愛の徳をいや増し給え。御身と御子(おんこ)の永遠の喜びなる恵みと徳とをもってわが霊魂を飾り給え。一生においてわれを助け、死に合っては柔和のうちにわれを慰め、至聖なる三位一体の御前(みまえ)にわれをして見(まみ)えしめ給え。そは、天国において永遠(とわ)に御身(おんみ)を祝し、誉(ほ)め讃(たた)えんがためなり。アーメン。

(2013年7月17日)


イエズスのいとも貴き御血(おんち)への祈り

   主の願いに応える祈り

 愛するイエズス、われ、愛の衝動にかられ、純(きよ)き意向をもって、わがささやかなる労働を御身の功徳(くどく)で被(おお)い、御身の貴(とうと)き御血の超自然的’金’のうちに浸(ひた)さん。われ、霊魂の救いと、御身の栄光の輝き及ばんがために、わが生活を捧げ、御身が受難のあいだにな流がせし御血の雫(しずく)と同じ数の霊魂を、天の御父に請(こ)い願わん。

― 主の、ヨゼファ・メンデスへの言葉

「私には,ささいな労働をもって、私のブドウ畑において、大変有益な働き手となっている隠れた霊魂たちがいる。なぜなら、かれらは愛によって動かされ、その行いを私の御血に浸すことによって、超自然的’金’で被うその仕方を知っているからである・・・あなたは、あなたの行いを私の功徳で被い、あなた自身をわが御血に浸し、そして霊魂の救いとわが栄光の輝きのために、あなたの生活を捧げなければならない。」

ー 主の、聖ペテロのシスター・メアリへの言葉

「わが御父(おんちち)に、わが受難のあいだに流した血の滴りと同じ数の霊魂を請い求めなさい」

(2013年7月2日)
本日七月二日は、トリエントミサでは、童貞聖マリアの御訪問の二級大祝日を祝います。洗者聖ヨハネの母となる従妹、エリザベトのもとに、愛のおこないに行かれた。この二人の出会いは、マリアにとって「マグニフィカト」の賛美をうたう機会となりました。


百倍の報い


聖ベルナルドと聖ボナベンチューラは、天の元后が、この世の、恩義にあつく礼儀正しい人々に劣らず、感謝の心に富み良心的であるということは疑いのないことだ、と言った。彼女が、ちょうど外の面における完全性において卓越しているように、謝意を表すという徳においてわれわれに勝っている。であるから、愛と尊敬をもって彼女を讃えるならば、必ずや百倍において報いてくださる。「もし、我々が”めでたし”をもって彼女に挨拶するならば、マリアは恵みをもって私たちに応えてくださるであろう」と聖ボナベンチューラはいった。
―「ロザリオの玄義」

約束―
「私が『私は主のはしためです』といったときの喜びを、敬虔な心で私に思い起こさせてくれる者は誰であれ、私はその者に私が母であることを真実示し、私はその者を必ず助けます。』

―聖ゲルトㇽードへの聖母の啓示

聖ゲルトルードの花の祈り―イエズスへの祈り

めでたし、聖なる高潔さをたたえる生ける宝石よ!
人間の尊厳を示す永遠(とわ)の花!御身はわが君主(くんしゅ)、唯一の神!
約束―
この祈りを唱えたあと、主は聖ゲルトルードに現れていった。「世界中で私に対してなされる汚聖と侮辱を償うため、あなたがしたように私に敬意を表す者誰でも、その臨終の試しにおいて、また、悪魔の責め立てにおいて、私の慰めを受けるだろう。」(2013年6月18日)


愛の啓示

主イエズス・キリストの聖ゲルトルードへの言葉

「誰であれ、”主よ、われは、御身が地上で、御父の栄光と人間の救いのために様々な御業(おんわざ)をなし給いしその愛と一致して、この食べ物(あるいは、満足を与えるいかなるもの)を取らん”と心のなか、または唇にのせて言いながら、食べること、飲むこと、眠ることなどの身体的必要の満足を私に捧げる者は、そのつど私の愛に一致させて捧げものをし、罪びとたちの辱めや侮辱に対して私を護る強力な楯を私に贈ることになるのだ。」

 大聖ゲルトルードに対する祈り 

永遠の御父(おんちち)よ、煉獄(れんごく)のすべての霊魂といたる所に存在する罪びとのため、全教会のなかの罪びとのため、そして、わが国と、わが家族のなかの罪びとのために、われは今日(きょう)全世界で捧げられるミサ聖祭で一致して、御子(おんこ)イエズスのいと貴(とうと)き御血(おんち)を捧げまつる。アーメン。

約束―この祈りを1回唱える度に、煉獄の霊魂1000人を救うことができる。

この短い祈りで煉獄の霊魂を1000人救うことができます。煉獄の霊魂を救う信心は、神様に嘉(よみ)される信心業です。(2013年6月17日)


イエズスの聖顔(みかお)への信心

聖顔を敬う者への、主の約束。
「かれらは、わが人間性の刻印(聖顔)によって、わが神性の照らしを受ける。そして、それによって、彼らの霊魂の最奥が照らされ、彼らがわが聖顔に似る者となることによって、ほかの者に勝る明るさをもって永遠の生命に輝くだろう」-主の、聖ゲルトルードへの約束。
「真の敬虔さをもってこの償いのわざを喜び行う者は失われることはないであろう。なぜなら私自身が、わが御父の前に彼らを擁護し、彼らに天の王国を与えるからである。私は最後の堅忍の恵みを、彼らに与えるだろう。」―主の、聖メクチルダへの約束。
下記は幼きイエズスの聖テレジアの祈りです。

罪びとたちのための聖顔の祈り」(リジューの聖テレジア作)

永遠の御父よ、御身(おんみ)はわれに、御ひとり子の聖顔を遺産(いさん)として与え給えり。われはその聖顔を御身に捧げ、その無限の価値なるコインと引き換えに、御身に奉献されし霊魂たちの忘恩を忘れ給い、すべての哀れなる罪びとを赦し給うことを請い願わん。

(2013年6月14日)




大天使聖ミカエルへの祈り

大天使聖ミカエル、戦いにおいてわれらを護(まも)り、悪魔の凶悪なる謀計(はかりごと)に勝たしめ給え。天主のかれに命(めい)を下し給わんことを伏して願い奉る。ああ天軍の総帥(そうすい)、霊魂をそこなわんとて、この世を徘徊(はいかい)するサタンおよびその他の悪魔を、天主の御力(おんちから)によりて地獄に閉じ込め給え。アーメン。

この祈りは、聖母の依頼によって、ロザリオの1連の最後、栄唱のあと、ファチマの祈り(*ああ、イエズスよ…)の次に、このを大天使聖ミカエルの祈りを入れて祈ります。
*メニューの「ロザリオ」を参照のこと。(2013年6月10日)


イエズスの聖心の大祝日


本日はイエズスの聖心の一級大祝日です。この大祝日は、聖霊降臨後の第2主日の週の金曜日です。私たちの救いのために御血を流しつくされたイエズスの聖心。イエズス・キリストは、罪を嫌われますが、罪びとである私たちを非情に愛しておられます。ご自分の命を死に渡されるほど愛されたのです。主が嫌われるのは、堕胎、性的不道徳(同性愛、不倫、姦淫)、虚偽(ウソ)です。ウソの父はサタンだからです。
これらの罪が少しでもなくなるように、毎日1連づつ意向を入れてロザリオを祈ることは、主と聖母を慰め、喜ばせることになります。
できる方は、堕胎が止むように毎日ロザリオ1連を祈ります。これは聖母が、私たちに頼まれたことです。そのほかにも次の祈りがあります。

堕胎の危機にさらされている子供のための祈り」(最低1年間、毎日祈ります)

わが主イエズスよ、御身(おんみ)をこの上もなく愛してお生みになった御母(おんはは)聖マリア、および御母と御子(おんこ)を保護した堅(かた)き信仰者聖ヨゼフの御取り次ぎによりて、わが霊的に養子とした堕胎の危機に瀕(ひん)している胎児のために祈り奉る。
願わくは、御身がこの特別な子のためにはからい給いし人生を歩む御助けと勇気を、その両親に与え給え。アーメン。

そのほかにもイエズス様の聖心を喜ばせることは、罪びとの改心と救いのために断食することです。カトリック信徒は、1週間に一度金曜日に大斉(1日1食だけ十分に食べる、残りの2食は半分の量)、小斉(肉食をしない)という断食をします。現代では小斉だけということですが、昔からの信者は、今でも大斉小斉の断食をします。あるいは、1日パンⅠ切れと水だけを3回。あるいは、1日水だけという断食もあります。聖書に、断食はサタンを追い出すのに有効な手段であると書かれています。(2013年6月7日)


守護の天使への祈り


守護の天使のために、私は毎朝栄唱7回を祈っています。これは昔からある伝統的な信心業です。終末のいま、私たちは神様とサタンの陣営の真ん中にいて、争奪戦の獲物となっているのです。聖母は、昔「すべてのメッセージは識別しなければなりません」とおっしゃいました。インスピレーションもサタンの介入かどうか識別が必要なときがあるのです。(2013年6月4日)


祈りの意向

大事なことを忘れていました。聖母の汚れなき御心の祈りの軍隊の、祈りプログラム「罪びとの救霊と改心のプログラム」を祈るとき、最初に意向を唱えます。すべての祈りは意向を入れた方がよいのです。しかしもし、ロザリオを1連ごとに意向を入れて祈る人が、意向を入れ忘れた場合は、聖母がご自分の意向を入れてその祈りを受け取ってくださいます。ですから、祈りの軍隊として祈りのプログラムを祈っていた場合、意向を入れ忘れたとしても聖母が意向を入れてくださったと信じてよいのです。

意向

・まことの神を知らない人びとが、まことの神に立ち返ることができますように。
・名誉教皇べネデクト16世(*)が、そのすべてのミッションをなしとげられますように。

*天は、べネデクト16世を名誉教皇ではなく、教皇といまなお呼んでおられ、終末のとき、ローマから逃げられた後信徒を導くミッションがあるといわれています。私たちは二十年近く2番目の意向は、「教皇様がすべてのミッションをなしとげられますように」と祈ってきましたが、状況の変化に伴いこのようにして祈ります。
(2013年6月3日)

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聖心の月

六月は聖心の月です。イエズスの聖心はいばらで取り囲まれています。私たちの、世の罪のために苦しまれている聖心です。性的不道徳、堕胎、同性愛、この世にあふれているたくさんの罪によってイエズスの聖心は苦しまれています。
シスター聖マリア・アラコックに1675年イエズス・キリストがご出現して願われた「初金曜日の信心」が有名です。私は20年以上前にこのお二方の絵をヴィジョンで見ました。それでこの9ケ月にわたる信心―9ケ月毎初金曜日に聖体拝領をするという―をさっそく行った記憶があります。(カトリック信者のみ行えます)非常にお恵みの多い信心であり、何か特別なことが起こったと記憶しています。
イエズス様は、御父の光栄と罪びとの救霊を強く望まれています。イエズス様と聖母マリア様のために働きたいと願う人は、ロザリオ1連ごとにいろいろな意向を入れて祈ります。祈りで救霊がかなうなんてすごいと思いませんか!神様は単純でやさしい方法で霊魂を救うための方策(祈り)を私たちにくださいました。聖書に、うまずたゆまず祈れ、とあります。
イエズス、マリア、ヨゼフ、われ御身を愛し奉る、よって霊魂を救い給え。この小さな祈り1回で一つの、不特定の霊魂を救えるのです。イエズス様の約束です。いつでもどこでも祈れます。心のなかで、声を出さずに祈れるからです。(この祈りは誰でも、未信者も祈れます。)(2013年6月1日)

聖ジャンヌ・ダルクへの祈り

おお、主よ、御身は絶妙なる御業(みわざ)によりて、乙女聖ジャンヌを、信仰と、聖女の祖国の守護者として高め給えり。
願わくは、聖女の取り次ぎによりて、御身の公教会とわれらの祖国が、永遠の平安に加わらんことを。アーメン。

聖ジャンヌ・ダルク、われらのために祈り給え。

聖母の汚れなき御心の祈りの軍隊の「祈りのプログラム」を下記に紹介します。祈りのプログラムは、
1、聖ヨゼフに御保護を願う祈り
2、御憐みのチャプレット
3、謙遜の連祷
4、愛の焔のチャプレット
5、ロザリオ1環~3環

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聖ヨゼフの御保護を願う祈り

童貞マリアの貞潔なる淨配よ、御助(おんたす)けを求め、あえて御取(おんと)り次ぎを願える者、一人として救いの手を差し延べられざること、いにしえより今にいたるまで、世に聞こえざるを思い給え。御身(おんみ)の力に全き信頼をおきて馳(は)せ来たり、御保護(ごほご)をこいねがわん。贖(あがな)い主の父よ、わが願いを軽んじ給わず、寛大さをもって、これを聞きたまえ、これを聞き入れ給え。

御(おん)あわれみのチャプレット

ー(ロザリオで一環分)、主祷文、天使祝詞、使徒信経を、まづ三つの小珠で唱える。
・大珠で
永遠の御父(おんちち)よ、全世界とわれらの罪の贖いとして、御身の最愛の御子(おんこ)、われらの主にして救い主、イエズス・キリストの貴き御体(おんからだ)と御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)と御神性(ごしんせい)を、御身に捧げ奉る。
・小珠で
イエズスの、もっとも苦しい御受難(ごじゅなん)によって、われらと全世界を憐み給え。(10回)
・5連を祈ったあと最後に加える
聖なる天主、全能の聖なる天主、永遠の聖なる天主よ、われらと全世界を憐み給え。(三回)

謙遜の連祷

おお、イエズス!柔和かつ謙遜なる御心(みこころ)よ、御耳(おんみみ)を傾け給え。
尊敬されることへの望みから、私を解放し給え、イエズスよ
愛されることへの望みから、 (同上
称賛されることへの望みから、(同上
名誉を得ることへの望みから、(同上
ほめられることへの望みから、(同上
昇進することへの望みから、(同上
顧慮(こりょ)されることへの望みから、(同上
賛成されることへの望みから、(同上

辱(恥ずかし)められることへの怖れから、(同上
蔑(さげす)まれることへの怖れから、(同上

咎(とが)められることへの怖れから、(同上

謗(そし)られることへの怖れから、(同上

忘れられることへの怖れから、(同上

侮(あなど)られることへの怖れから、(同上

虐待されることへの怖れから、(同上

疑われることへの怖れから、(同上

私より他(た)の人々が愛されることを、
私より他の人々が尊ばれることを、
私は世の評価が下げられ、他の人々があげられることを、
私は放置され、他の人々が選ばれることを、
私は注目されず、他の人々が称賛されることを、
すべてにおいて私より他の人々が好まれることを、
私が分相応に聖となる限り、他の人々が私より聖となることを、

イエズス、私にそれを望む聖寵を与え給え。

*コーナー・ストーンの祈りのプログラムはロザリオ一環から始められます。最初は全プログラムが祈れなくともかまいません。徐々にすべての祈り文を祈れるように努力します。また日曜日の午後三時が都合が悪ければほかの曜日、ほかの時間に祈ることもできます。明日は、愛の焔のチャプレットと二十六聖人のチャプレットを紹介します。(2013年5月28日)


祈り文の紹介2

愛の焔のチャプレット
ーふつうのロザリオで一環唱える。(公教会認可)
始めに主の五つの御傷を崇敬して、五回十字を切る。

・大珠で
「悲しみに満ちたマリアの汚れなき御心よ、御身に避難所を求め奉る、われらのために祈り給え」
・小珠で
「聖母よ、汚れなき御心の愛の焔によって、われらを救い給え」
を十回繰り返す。それを5セットし、そして、最後に「栄唱」を三回唱え、
「神の御母よ、愛の焔より出づる恵みをもって、全人類を浸し給え、今も臨終の時も。アーメン」で終わる。

ロザリオ一環
月曜・木曜―「喜びの玄義」 火曜・金曜―「苦しみの玄義」 水曜・土曜・日曜―「栄えの玄義」

二十六聖人のコンタツ(任意)

このチヤプレットは、聖母がマリア・イマクラータとそのミッションを守るために子供たちに願われたものです。ロザリオの二連分のチャプレットが必要なので、手に入らない場合はロザリオの二連分で祈ります。

十字架で―

 信徳唱―真理の源なる天主、主は誤りなき御者(おんもの)にましますゆえに、われは主が公教会に垂れて、われらに諭(さと)し給える教え、ことごとく信じ奉る。

 望徳唱―恵みの源なる天主、主は約束を違(たが)えざる御者にましますがゆえに、救世主イエズス・キリストの御功徳(おんくどく)によりて、その御約束(おんやくそく)のごとく、われに終りなき命と、これをうべき聖寵とを、必ず与え給わんことを望み奉る。

 愛徳唱―愛の源なる天主、主は限りなく愛すべき御者にましますがゆえに、われ、心を尽くし力を尽くして、深く主を愛し奉る。また主を愛するがために、人をもわが身のごとく愛せんことを務(つと)め奉る。


十字架の後
(大珠で)  
永遠の御父よ、
わが罪の償い(つぐのい)と教会の意向のため、
イエズス・キリストの貴き御血を捧げ奉る。

(小珠で3回)  
聖母マリアの柔和なる御心よ、
▲わが救いとならせ給え、わがイエズスよ、憐み給え。

次に以下を二連分唱える。

・大珠で
永遠の御父よ、わが罪の償いと教会の意向のため、イエズス・キリストの貴き御血(おんち)を捧げ奉る。
・小珠で(10回)
聖母マリアの柔和なる御心(みこころ)よ、わが救いとならせ給え。わがイエズスよ、憐み給え。

*最期に世界中の十字軍の祈りに一致するために下記の「十字軍の祈り」を付け加えます。すべての祈りができるようになってからでかまいません。またロザリオ一環と「十字軍の祈り」だけしか祈れなくともよいのです。

十字軍の祈り33番

「おお、わが神、わが愛する神よ
われ、愛と感謝のうちに、御身(おんみ)の聖なる「保護の印」を受け奉らん

御身の御神性は、わが身体と霊魂を永久(とこしえ)に覆えり。

われ、伏して感謝し奉り,御身、わが最愛の御父に、わが深甚なる愛と忠誠を奉げん

われ、この妙(たえ)なる印によりて、われとわが愛する者たちの保護を請い願わん

またわれ、わが命を懸けて、永久(とこしえ)に御身に仕えん。

われ御身を愛し奉る、わが愛する父よ。

いまこの時、われ御身、愛する御父を慰めん

世の償(つぐの)いと、御身の子供らの救いのため、われ、御身の最愛の御子(おんこ)の、御体(おんからだ)、御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)、御神性(ごしんせい)を御身に奉げ奉る。アーメン。」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)


十字軍の祈り第71番―「迫害よりわれらを護るための祈り」

「おお、イエズス、神の子らを反キリストより護り給え。
地球を支配せんとする計画よりわれらを護り給え。
主よ、われらを迫害より護り給え。
御身の目に、闇のなかにいる者たちが贖われ得るよう、反キリストより彼らを護り給え。
われらの弱きを助け給え。
立ち上がり、互いに鼓舞し、楽園の門を目指す御身の軍隊として進軍すべく、われらを霊において強め給え。
われ御身を必要とす、愛するイエズスよ。
われ御身を愛し奉る、愛するイエズスよ。
われ、御身の地上での現存を讃え奉る。
われ闇を追い払わん。
われ御身を崇(あが)め、われがいついかなる時も、御身の御憐みに信頼せんがため、御身がわれに御身の現存の真(まこと)をわれに明かすことを可能ならしむるよう、われ身体(からだ)と心においてわれ自身を明け渡さん。アーメン。」」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)


十字軍の祈り87番

「おお父よ、御子(おんこ)のために、共産主義よりわれらを救い給え。
われらを専制政治より救い給え。
不信仰よりわれらの国を護り給え。
われらの子供を害より護り給え。
われらが神の光を見るのを助け給え。
御子の教えに、われらの心を開かせ給え。
すべての教会が、神の言葉に真実であり続けるべく助け給え。
われらの国が迫害より護られんことを、われ御身に請い願い奉る。
われらいかばかり御身に背きしも、親愛なる主よ、われらを御憐みもて見そなわし給え。
人の子イエズスよ、御身の貴き御血もてわれらを包み給え。
邪悪なるものの罠よりわれらを救い給え。
愛する神よ、今この時、悪が世界を変えることに干渉し、阻止するよう御身に嘆願し奉る。アーメン」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)
(2013年5月29日)

汚れなき御心の祈りの軍隊

聖母のけがれなき御心の祈りの軍隊について、聖母が話されたのは、1994年5月のことです。聖母はマリア・イマクラータに祈りの軍隊を組織するように願われました。
この祈りの軍隊は、ロザリオを中心とした祈りのプログラム「コーナー・ストーン」を週1回祈ります。(はじめは月1回から始めてもかまいません)その際、日曜日の午後3時から祈っているマリア・イマクラータの「コーナー・ストーン(祈りの集会)」に霊的に一致して個人的に祈ります。

祈りのプログラム「罪びとの改心と救霊のプログラム」 
1、聖ヨゼフに御保護を願う祈り
2、御あわれみのチャプレット
3、謙遜の連祷
4、愛の焔のチャプレット
5、ロザリオ全玄義15連(はじめは1環からでもよい)
6、26聖人のチャプレットは任意

ロザリオを祈る人であればだれでも、祈りの軍隊に参加できます。聖母はロザリオを剣だといわれます。ロザリオの剣で戦うのです。日本を守るために、自分と家族を守るために。聖母は祈りの軍隊を日本を守るための防波堤ですと、おっしゃいました。またイエズス・キリストは、「中国軍は攻めてくるのだ。十字架が旗に入らなければ、6割の日本人は虐殺される。ロザリオの十字軍を起こしなさい。もっと、もっと祈るのだ」(2012年10月2日)とおっしゃいました。

祈りの軍隊の一員として天に登録する方法

参加したい人は、まづ自分自身を祈りの軍隊として、天に登録します。次のように祈ります。「私を、汚れなき祈りの軍隊として奉献します。」そのとき、公教会祈祷文241ページの「聖母の汚れなき御心に日本を捧げる祈り」(任意)を祈ることが勧められています。
私たちは1994年からこの祈りのプログラムを毎週1回祈ってきました。ロザリオを聖母の願いのために祈りたい方、聖母とイエズス・キリストに奉仕する気持ちのある方はぜひ祈りの軍隊に参加してください。

*明日から祈りのプログラムのなかの祈り文を紹介します。(2013年5月27日)

祈りの意向

大事なことを忘れていました。聖母の汚れなき御心の祈りの軍隊の、祈りプログラム「罪びとの救霊と改心のプログラム」を祈るとき、最初に意向を唱えます。すべての祈りは意向を入れた方がよいのです。しかしもし、ロザリオを1連ごとに意向を入れて祈る人が、意向を入れ忘れた場合は、聖母がご自分の意向を入れてその祈りを受け取ってくださいます。ですから、祈りの軍隊として祈りのプログラムを祈っていた場合、意向を入れ忘れたとしても聖母が意向を入れてくださったと信じてよいのです。

意向

・まことの神を知らない人びとが、まことの神に立ち返ることができますように。
・名誉教皇べネデクト16世(*)が、そのすべてのミッションをなしとげられますように。

*天は、べネデクト16世を名誉教皇ではなく、教皇といまなお呼んでおられ、終末のとき、ローマから逃げられた後信徒を導くミッションがあるといわれています。私たちは二十年近く2番目の意向は、「教皇様がすべてのミッションをなしとげられますように」と祈ってきましたが、状況の変化に伴いこのようにして祈ります。
(2013年6月3日)


天が与えられた祈り―家を奉献する祈り

下記の、家を奉献する祈りは、米国の幻視者に天が与えられた祈りです。これからの時代、終わりの時にはぜひとも必要な祈りではないかと思われます。私はこの祈りを知り翻訳して、この十年あまり毎日祈っています。東日本大震災の時、激しい揺れだったにもかかわらず、わが家には、まったく被害がありませんでした。とても有益な祈りだと信じますので、紹介したいと思います。

家を奉献する祈り 

悲しみに満てる汚れなき御心の祝されし乙女よ、われらは御身の、この家の主にして元后たるを認め奉る。この家をいかなる悪よりも守り給え。火、水、雷、嵐、地震、また泥棒、悪人、革命、戦争、さらには迫害、税金、そのほか御身が悪と思われるすべてより、この家を守り給え。この家に住む者、また将来住む者を御身のものとして祝福し、護り、擁護し、保護し給え。この家に住む者を、災難、不運より遠ざけ給え。とりわけ神に背くことより遠ざけ給え。この家にて、一つの大罪も犯されることを許し給わず、この家に住むすべての者が、神の栄光とイエズスとマリアの統治のために働かんことを。ああ、イエズス、マリアよ、この家がいつまでも御身に奉献されんことを。ここに住むすべての者とともに、この家がいつまでも祝福されんことを、アーメン。
(2013年5月15日)


 

精神障害者の保護聖人―聖ディンプナ

この聖女が私のヴィジョンに現れたことがきっかけで、この聖女への祈りを翻訳しました。二十年以上昔のことです。聖女が突然カラーで現れたので、ショックを当時は受けましたが、今の時代はうつ病を含めて精神障害が多いと聞きます。何年か前に、知り合いの方が精神障害と思われるようなことがありました。その方の姿も非常に黒く見えました(*)。また言動もおかしかったので、私は聖ディンプナに祈ることにしました。約1年ほど毎日祈りました。1年あまり後に、その方と会ったときにもう姿が黒くもなく、言動もふつうの感じになられていました。ですから、信頼と忍耐をもってこの祈りを祈れば精神障害は癒されます。今回紹介します。

聖ディンプナは13世紀のフランドルの伝説的殉教者で、精神障害者の保護の聖人。聖女の墓地で多くのてんかん、精神障害者が癒されたと伝えられています。彼女はアイルランドの異教徒の娘で、キリスト者であった母が死んだあと、娘に対して異常な情熱を持った父の手を逃れ、一人の司祭にともなわれて海を渡りました。ところがその地で捕えられ、二人とも父に殺され埋葬されたと伝えられています。
十三世紀末には多くの精神障害者が巡礼し、病院までつくられました。これが発展し、この地には現在、世界でも有数の精神障害者のための施設が存在しています。
(*)ときおり天は、私に、ある特定の人を黒く見せることがあります。


聖ディンプナへの祈り

おお、甘美なる信仰の英雄、アイルランドの白百合よ。御身は天使のごとき清さを失うことなく、ためらわずに自らの汚れなき血を捧げ、聖なる天主への香り高き燔祭(はんさい)となり給えり。われらの心に、神への深き愛と、いかなる犠牲があろうとも、神の掟から離れぬ堅固なる決意を吹き込み給え。
キリスト教的徳と価値を悟り、霊的かつ永遠の宝へとわれらの心を向かわしむるよう取りなし給え。
御身の特別なる御保護を、精神的病を持つ者、また欠陥ある子供たちによる試練に苦しむ両親のうえに広げ給え。彼らの悲しみが、神の子らすべてに約束されし来世のまったき至福を思うことによりやわらげられんことを。寛容なる霊魂、および奉献されし人びとをして、御身を天の保護者としてわれらが願う、不幸な病人の悲しむべき状況に対し、キリスト教的憐みもて向かわしめ、彼らを世話する賞賛すべき看護の仕事を、共に担うことまでなし給え。
われらすべてに、御身の終りなき天の栄光の喜びにあずからしめたまえ。アーメン。

聖女の祝日は明日の5月15日です。

射祷(しゃとう)


短いが非常に効果的な祈り。声に出しても、心のなかでも祈れます。愛の火矢とも呼ばれる祈りで、神や聖人に向かって祈る、小さな祈り。いつでもどこでも、またたびたび祈ることができます。

・イエズス、マリア、ヨゼフ、めでたしいと清きマリア。アーメン

この祈りでサタンや悪霊を払うことができます。

・イエズス、マリア、ヨゼフ、われ御身を愛し奉る、よって霊魂を救い給え。

この祈り一回で一つの霊魂を救うことができます。シスター・コンソラータに天が約束した祈りです。

・御身の汚れなき無原罪の御宿りによりて、ああマリアよ、わが身体をきよめ、わが魂を聖ならしめ給え。

聖アルフォンソ・リゴリが勧めた祈りです。

そのほかに公教会祈祷書にのっている免償(贖宥)がある射祷。

・イエズス、マリア、ヨゼフ。(7年)
・わがイエズスよ、憐み給え。(5年)
・甘美なるマリアの御心、わが救いとなり給え。(300日)
これらの射祷は、信者未信者を問わず祈ることができます。(2013年5月2日)


十字軍の祈りNo87

「おお父よ、御子(おんこ)のために、共産主義よりわれらを救い給え。
われらを専制政治より救い給え。
不信仰よりわれらの国を護り給え。
われらの子供を害より護り給え。
われらが神の光を見るのを助け給え。
御子の教えに、われらの心を開かせ給え。
すべての教会が、神の言葉に真実であり続けるべく助け給え。
われらの国が迫害より護られんことを、われ御身に請い願い奉る。
われらいかばかり御身に背きしも、親愛なる主よ、われらを御憐みもて見そなわし給え。
人の子イエズスよ、御身の貴き御血もてわれらを包み給え。
邪悪なるものの罠よりわれらを救い給え。
愛する神よ、今この時、悪が世界を変えることに干渉し、阻止するよう御身に嘆願し奉る。アーメン」(2013 年4月24日)


嵐を防ぐ祈りまたは祝福
光栄の王イエズス・キリストは平和のうちに来たり給いぬ。+神は人となり、+御言葉は肉体となり給えり。+キリストは処女( おとめ)より生まれ給えり。+キリストは苦しみ給えり。+キリストは十字架にかけられ給えり。+キリストは死し給えり。+キリストは死者のうちより復活し給えり。+キリストは天に昇り給えり。+キリストは征服し給う。+キリストは統治し給う。+キリストは命令し給う。+キリストがわれらをすべての嵐と稲妻より護り給わんことを。+キリストはこれらの只中を平和のうちに通り給い、+しかして御言葉は肉体となり給えり。+キリストはマリアとともにわれらと共に在します。+立ち去れ、汝ら敵対する霊共よ。ユダ族の獅子、ダヴィドのひこ生えは勝利し給いたれば。+聖なる神よ、+聖にして力強き神よ!+聖にして不死なる神よ!+われらを憐み給え。アーメン!

絶版の「天草四郎時貞、真実の預言者」を少しづつアップしていきます。(2013 年4月8日)


:聖マリアの七つの御苦しみ

本日は、受難の主日後の金曜日で、聖マリアの七つの御苦しみの一級祝日です。現代では七つの御悲しみと言われていますが、トリエント典礼では、七つの御苦しみなのです。七つの御悲しみ(苦しみ)について、黙想しながらアベマリア(天使祝詞)を日々7回祈ると、その涙と御悲しみを尊敬する者に対し、聖母がお与えになる七つの恵み(聖ビルジタ)があります。

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