終末の時―大警告・再臨におけるカトリックの伝統と正統な信仰を求めて

ファチマの預言

ファチマの預言

ファチマの聖母


2015年3月20日の記事『オーロラは第三次世界大戦のしるし』の記事においてファチマの聖母の言葉を記憶で引用しましたが、その正確なところを記しておこうと思います。資料として残しておくためにも…。(2015年3月23日)

「人々が神に背くことを止めないならば、ひどい戦争が起こるでしょう。未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい」(1917年7月13日 / ファティマの聖母の言葉)

http://oka-jp.seesaa.net/article/415902110.html

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ファチマの聖母

10月13日は…

1917年10月13日は、ポルトガルのファチマで大きな奇蹟が起こった日です。1917年5月13日から始まった聖母の出現の6回目で、公の最後の出現の日でした。この日、聖母の御出現にあずかろうと集まった4万人とも7万人とも伝えられている人びとの服は雨でみなぐっしょりと濡れてました。ところが、太陽の奇蹟が始まって、太陽が回転したり、急降下を繰り返し、その猛烈な熱で10分間ほどの奇蹟が終わった時、彼らの服はみな渇いていました。その場にいた人たちは、無神論者も含めてみな回心しました。民衆を解散させようとしてその場に来ていた山岳警備隊の人たちもただちに回心しました。
ファチマの秘密とは、第一が地獄の示現であり、第二は天罰の警告(戦争)とそれをさける方法―ロシアの汚れなき御心への奉献と初土曜日の聖体拝領*―です。第三の秘密は、つい最近マリア・デバインマースィのメッセージで明らかにされました。(そのメッセージはトップページの『ファチマの預言』の項に収録されています。)二人の教皇―名誉教皇べネデクト16世と反教皇(偽預言者とも天は呼んでおられます)のことです。

トリエントミサでは、本日10月13日は、聖霊降臨後21主日です。

*後に、聖母はルチアに五か月連続の初土曜日の信心について語られました。「1925年12月10日、まぶしい雲にのった御子イエズス様を脇に、聖母はポンテヴェドラのドロテア修道女会のルシア(ママ)の個室でご出現になりました。ルシアの肩に片方の手を置きながら、もう一方の手に乗せたいばらに囲まれた心臓を彼女にお見せになりました。御子イエズス様はその心臓を指さしながら彼女に「いつも恩知らずの人々のとげに囲まれて突き刺されているあなたの御母の御心を哀れに思いなさい。誰もそのとげを引き抜いて償いの業をしょうとする人はいない」とおっしゃいました。
聖母はそれにつけ加えて「娘よ、見なさい。涜聖と忘恩でわたしを絶えず傷つけるとげに囲まれた私の心を。少なくともあなたはわたしを慰めてくれますね?次のことを人々に伝えなさい。わたしは五カ月続けて初土曜日に告解*した後御聖体拝領をし、ロザリオを祈り(ながら),わたしに償いを捧げる意向で十五の玄義を黙想するすべての人に救いに必要なすべての恵みで臨終のときに助けることを約束します。」(『ファチマの聖母』)(2013年10月13日)*なお、ご聖体拝領の前後1週間の間に告解することができればこの恵みは有効です。





ファチマの預言1


ファチマ第三の秘密あるいは第三の預言と呼ばれている、1917年にルチアが、ヤシンタ、フランシスコの三人の牧童が聖母から受けた最期のメッセージの内容が先日(2013年8月1日参照)聖母のメッセージにより明らかになりました。聖母が、「まもなく、ファチマの預言は意味を持ってくるでしょう。」と言われました。
それでファチマの預言のよく知られていない(あるいは、忘れられている)部分を下記に引用(『wikipedia』)します。

「 ロシアの奉献 

ファチマの啓示の第二部にあるロシアの奉献は…ファチマでの聖母の主要な要請の一つであり、この為にローマ教皇は数度にわたる奉献式を行った。…

 一回目の要請

1917年7月13日、少女達の前に姿を現した聖母は、
「戦争はもうすぐ終わります。しかし人々が神に背くことを止めないなら、ピオ11世の時代にもうひとつのもっと酷い戦争が始まります。夜、不思議な光が、空を照らすでしょう。それがあなた達に神様がお与えになる大きな印になります。その後、神様はいろいろな罪を戦争、飢餓、教会と教皇の迫害の形で罰されるでしょう。」

と言い、合わせて

それを阻止する為に、私はロシアが私の汚れない心に奉献されることと、初土曜日に償いの聖体拝領がなされることを望みます。もし人々が私の望みに耳を傾けるなら、ロシアは回心し、世界に平和が訪れるでしょう。もしそうしなかったら、ロシアは世界中に誤謬を広めて戦争と教会の迫害を推し進めることになるでしょう。罪のない人達が殉教し、教皇様には多くの苦しみが訪れます。いくつかの国はもう無くなってしまいます。それでも最後には私の汚れない心が勝利を収めるでしょう。教皇様はロシアを私に奉献し、ロシアは私に回心するでしょう。そして、何年かの平和が世界に訪れるでしょう。」と伝えた。さらに

ポルトガルでは信仰の教義が常に保たれるでしょう」とも言い、最後に

「あなた達がロザリオを唱える時、一連ごとにこう言いなさい。「ああイエズスよ、我らの罪を許したまえ。我らを地獄の火より守りたまえ。また全ての霊魂、ことに主の御憐れみを最も必要とする霊魂を天国に導きたまえ」

として、祈りの一文を与えられました。この祈りは、世界中に広まり、今日でもカトリック信者の間で広く使われています。

1929年6月13日深夜11時、ルシアの前で聖堂が明るく照らされ、天井まで届く光の十字架が祭壇のうえに現れた。永遠の聖父が十字架の上部に見え、その胸には光の鳩があり、十字架にはイエズス・キリストが磔になっている光景が見えた。また、そうして見えたキリストの脇腹から腰にかけて血が滴り落ち、それはホスチアを通してカリスへと流れていた。十字架の右腕側の下には、聖母がいた。

聖母は、ルチアに伝えた。

「教皇が全世界の司教と共同で、私の心にロシアを奉献することを神様に願う時が来ました。このような方法によってロシアを救うことを、神様は約束して下さいました。私に反抗した犯した罪の為に、神様の正義が断罪なさる魂があまりに多いのです。ですから私は、償いをするよう願いに来ています。この意向の為に、償いをして、祈りなさい。」

1930年5月29日にルシア(ママ)が自身の司祭に認めた書簡によると、教皇が荘厳かつ公の償いの業を以って、ロシアをキリストと聖母の御心に奉献し、かつ全世界の司教にも同じことを命じた場合にのみ、ロシアは回心し、世界に平和は訪れる、と伝えられたという。その理由として(なぜロシアの奉献がなければ、神は救わないか、の)、聖母の御心の勝利として教会史に記録がされれば、聖母の御心への信心がキリストの聖心に並ぶ信心として世界に広まっていくだろう、とキリストが願った為、としている。

ローマ教皇の奉献

この聖母の要請に基づき、1942年10月31日、教皇ピオ12世はファティマの出現25周年終了を記念して、ラジオによるポルトガル国へのメッセージの中で、教会と全人類を聖母の汚れない御心に奉献した。 また、ピオ12世は1952年7月7日、使徒的書簡「サクロ・ヴェルジェンテ・アンノ」を出し、「ロシアの人々」を聖母の汚れない御心に奉献した。 教皇パウロ6世は1964年11月21日、第二バチカン公会議終了の際、聖母の御心に人類を委ね、聖母が教会の母であることを宣言した。 また、教皇ヨハネ・パウロ2世は、1982年5月13日ファティマで、1984年3月25日にローマで、1991年5月13日にファティマで、世界を聖母の御心に奉献した。また前者の2回は全司教一致で行うよう、世界中のカトリック教会に呼びかけた。

有効性

これらは、ロシアではなく世界や人類が奉献されていたり、全司教一致でなかったりして、1929年の聖母の要請と完全に一致しているとは言えなかった。その為、ルシアは少なくとも1984年まで、ロシアの奉献は成就していない、としていた。[30]現在でも、ロシアの奉献の認否について、カトリック教会内で意見は分かれ、中には未だに奉献は済んでいない、と主張する人達も存在する。

1930年、ルシアは以下のような啓示をキリストから受けた。


1930年、ルチアは以下のような啓示をイエズス・キリストから受けている。
あの人たちは私の願いを聞き入れてくれなかった。彼らはフランス王のように後悔するが、もう遅過ぎる。ロシアはその誤謬をすでに世界中に広めていて、戦争と教会の迫害は止まることを知らないだろう。教皇も大いに苦しむこととなる」

また1936年5月18日、ルチアはゴンサルヴェス神父にあてた書簡の中で、

「教皇のためにたくさん祈りなさい。彼は聞き入れてくれるでしょう。しかし、そのときにはもう遅すぎるでしょう。それでもマリアの汚れない御心は自分に委託されているロシアを救うことになるでしょう
トリエントミサでは、本日は主イエズス・キリストの御変容の2級大祝日をお祝いしました。(2013年8月6日)




ファチマの第三の預言が明らかにされる!!


ファチマ第三の秘密あるいは第三の預言と呼ばれている、1917年にルチア、ヤシンタ、フランシスコの三人の牧童が聖母から受けた最期のメッセージの内容が、今回マリア・デバインマースィの受けたメッセージで明らかになりました!昨日読んで驚きました。下記にその抜粋を載せます。全文を知りたい方は、「マリア・デバインマースィ大警告」で検束して最新のメッセージ(2013年7月22日)を検索してください。


「私は、1917年にこの世に預言を与えました。でも、最後の預言は明らかにされていません。それは教会の中にいる者たちにとって恐ろしいものでした。

一部が2012年1月26日に明らかにされましたが、ファティマの最後の預言は神の子どもたちには依然として知られてはいません。教会の中のわずかな者たちがそれに関知しています。今、ファティマの最後の預言のさらなる部分が明らかにされなければなりません。それは、救霊の手助けをするための私の介入を無視することの重大さを、私が人類に警告することができるようにするためにです。

教会は、神の敵たちによって、内部から侵攻されてきました。神の敵たち―教会の内部で支配する者は20人います―は、大いなる欺瞞を立案してきました。彼らは、神のものではないひとりの人間を選び、一方では、ペテロの冠を戴く教皇を慎重に排除しました。

私が明らかにしたことの詳細は、終わりの時にあって、ペテロの冠を戴く者が二人存在するというものでした。一人の教皇は、彼の信用を落とすためにねつ造される虚偽ゆえに苦しむ者であり、そのために彼は事実上の囚人状態となるのです。選ばれたもう一人の教皇は、カトリック教会だけではなく、わが聖父(ちち)を敬い、わが聖子、イエズス・キリスト、世の救い主を受け入れるすべての教会を破壊する者です。

わが聖子によって認められた地上の教会の頭は一人であり、彼は死ぬまで教皇でなければならないのです。ペテロの座に就いていると主張する他のいかなる者も、詐称者です。この欺きは、霊魂をルシファ―に手渡すためのものであり、手渡された霊魂たち―思慮に富む者は誰ひとりいないのです―にとって、救われるための時間はほとんどありません。

子どもたちよ、あなたたちは一つの警告を今、聞かなければなりません。わが聖子の教えから逸れてはなりません。あなたたちに与えられる、地上のわが聖子の教会からのものであるという、すべての新しい教義を疑いなさい。真理は単純です。真理は決して変わりません。わが聖子の遺産は非常に明快です。何者にもあなたたちの判断力を曇らさせてはなりません。」

上記の聖母のメッセージでわかるように、二人の教皇とは、教皇べネディクトと教皇フランシスコのことを指しています。(2013年8月1日)



ファチマの記念日

本日は第一回のファチマでの聖母の御出現の記念日です。ファチマのメッセージについてはほとんどの方が御存じだと思われますが、その第三の預言の抜粋を載せます。

「二十世紀後半において、神の大いなる試練が人類の上にくだるだろう。
民は神の恩恵を足蹴にし、各地において秩序が乱れる。
国家の最高部をサタンが支配し、世相はサタンによって導かれる。
教会の上層部にもサタンが入り込む。特にサタンは学者の頭を混乱させる。
全人類の大半を数分のうちに滅ぼすほどの威力をもつ武器が造りだされる。
枢機卿は枢機卿に、司教は司教に戦いを挑む。
民族の指導者らは権力をふりかざす。
神の罰は洪水の時よりも悲惨である。偉大な者も小さき者も同じく滅びる。
二十世紀後半において大いなる戦乱が起こる。
腐ったものは堕ちる。堕ちたものは、もう支える力がない。
火と煙が降り、大洋の水は蒸気のように沸き上がる。
その艱難によって地上の多くのものは破壊され、無数の人が滅びる。生き残った者は死者をねたむ程の艱難に襲われる。
もしも最後の時が近づいていて人類が自ら改心しなければ、世の苦しみは深刻化する。
小さき者も善き者も悪しき者も、牧者はその信徒とともに、世の支配者はその民とともに滅びていく。
いたるところで死が勝利の歌をうたう。荒れ狂った者が凱歌をあげる。彼らは唯一の支配者サタンの配下である。
これがすべて終わったのち、世は神に帰り、聖母は、御子イエズスに従った者の心をよび起こす。
キリストは、単に信じるのみでなく、キリストのために公けの場所でその勝利を勇敢に宣言する人を求めている。
よき信徒、よき司祭は、彼らの兄弟から軽蔑され、攻撃されるだろう。
隣人に向かって真理の言葉を告げる者のみ真の愛をもっている。」

ファチマで聖母の御出現を受けたルチアの言葉(要約)も重要です。
「・祈りと苦行をもって向かわなければ、ロシアがいましめのムチとなるであろう。
 ・犠牲と祈り、これこそ霊魂を救うもっとも効果的な手段である。
 ・聖母はふたつの剣のあいだに立っておられる。すなわちキリストが振り下ろそうと
  されている剣と、人々の無関心、かたくなな心の剣との間に。
 ・最後の武器はロザリオである。
 ・ロザリオと犠牲、このふたつがすべてを決する。個人的にも社会的にもロザリオを持って戦い、[ 無原罪の聖母]に対する信心をあつくしなければならない。」
これらのメッセージから、ロザリオと犠牲、無原罪の聖母への信心の三つが非常に重要であることがわかります。

ファチマは、ポルトガル中部の丘陵地帯コバ・ダ・イリヤの近くにあり、1917年5月13日から、10月13日まで6回にわたって聖母が3人の子供たち(ルチア、ヤシンタ、フランシスコ)に現れました。ファチマは年間数百万人の訪れる聖母 の巡礼地です。(2013年5月13日)


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