2013年5月
2013年5月
聖母マリアの栄光4
今日は朝から晴れています。この2,3日曇りか雨で気温も低く、寒いほどでした。暑くなると弱っていくパンジーやすみれは勢いを盛り返し、三色すみれ、黄色いのと紫のパンジーの3種類がこんもりとかわいらしく咲いています。無原罪の聖母像の前には白バラと白いつつじが咲いています。
猫のチョコはひとりで敷地の見回りに出かけ、私の散歩に間に合いませんでした。
今日5月31日は、トリエントミサ典礼では、元后、童貞聖マリアの祝日です。現代の典礼では、「聖母の訪問」を祝います。
聖ベルナルドは、次のように述べています。
「波濤(はとう)にのまれたくないなら、海の星を見つめよ。星を眺め、マリアを呼べ。神にそむく危険にあう時、誘惑のためになやましい心のみだれを感じるとき、何をなすべきか迷っているとき、なんじをお助けになれるマリアを思い、マリアに祈れ、すぐさま、マリアに向かって、御助けをたれてくださるよう祈れ、その力強いみ名を、たえず忠実に唱えつづけよ。不動の信頼をいだき、このみ名をなんじの心から、追い出してはならない。マリアのみ跡を歩むなら、けっして迷うことはないであろう。マリアのみ名を呼んで御助けを求めるならば、けっして失望におちいることはないであろう。マリアがなんじを支えてくれるならば、たおれることはないであろう。マリアがなんじを保護してくださるならば、なんじの救霊は安全となるであろう。マリアの御導きにしたがって歩むならば、旅のつかれを感じないであろう。マリアの御助けによって、なんじは、目的地に達することができるであろう。」「もしもマリアがなんじを守り給うならば、なんじは、確かに、選ばれしものの王国に至りつくことができるであろう。」
聖人の言葉は、神様からの伝言です。イエズス・キリストは聖母マリアの頼みを断ることはできません。聖母に仲介を頼み、聖母のご保護のもとにあれば、神の御怒りの、大いなる主の日にも安全です。今日のこの項の終りに、聖アンセルモの言葉を聞きましょう。
「わざわいなるかな、この太陽の光をさげすむもの、聖母マリアの信心を重んじないもの!」神的光明の消えた霊魂、夜の闇に閉ざされた霊魂は、「罪悪と悪魔との巣窟となるであろう!」(2013年5月31日)
後日談
今日5月30日は、聖ジャンヌ・ダルクの祝日です。日本で、二十年前の今日、聖母の汚れなき御心の祈りの軍隊が始まりました。この祈りの軍隊は、ロザリオの十字軍であり、近い将来全世界の祈りの軍隊と一致して主イエズス・キリストと聖母のために働くことでしょう。ロザリオの剣で戦うのです。終末のとき、主と聖母のために働くことは、幸せなことであると私は思います。
すべてのカトリック信者は、主イエズス・キリストのご受難へと呼ばれます。大なり小なり、主と聖母の苦しみに与るのです。しかしその苦しみを捧げながら救霊のために働くということは、幸せなことでもあります。私たちはその苦しみによって、主と聖母に似ていくからです。
*下記に20年前に翻訳した聖ジャンヌ・ダルクへの祈りをしょうかいします。
聖ジャンヌ・ダルクへの祈り
おお、主よ、御身は絶妙なる御業(みわざ)によりて、乙女聖ジャンヌを、信仰と、聖女の祖国の守護者として高め給えり。
願わくは、聖女の取り次ぎによりて、御身の公教会とわれらの祖国が、永遠の平安に加わらんことを。アーメン。
聖ジャンヌ・ダルク、われらのために祈り給え。
―グレイの逃亡と帰還―
5月24日の深夜(11時半頃)グレイは散歩のために鎖を外そうとするタイミングでダッシュして走り出し、鎖をつけたまま姿を消しました。そして25日、26日、27日。4日目の5月28日の夕方、近所の村人からなぜか唯一探していなかった森から、犬の鳴き声がするという連絡が入りました。もう駄目だろうと、ほとんどあきらめていました。水も食べ物もなければ、3日くらいしか体力が持たないだろうと思えたからです。今頃死にかけているのかなあ、とその姿を想像していました。この4日間、何人かの村人が親切に声をかけてくれました。平和な事件のない村で、グレイの逃亡が話題になっているようでした。
斜面になっている森の一番下にグレイは鎖が木の枝に絡まって動けなくなっていました。グレイグレイと何度も叫びながら探したのにほとんど鳴かないので、なかなかグレイのいるところにたどり着けませんでしたが、ようやくたまに鳴く声で発見できたのです。もう死んでいる頃だと思ったのにけっこう元気でした。家に帰ると水をがぶがぶ飲み、特別おいしいエサをモリモリ食べました。
ところで、雌のキツネですが、25日の朝、グレイのいない犬小屋の所までやってきて匂いをかいでいました。やっぱり、グレイを好きになっていたのでした。26日の深夜、悲しげなキツネの声が何度かしました。グレイがいないことが悲しかったのでしょう。その後キツネは現れていません。
猫のチョコは、毎日ベランダの欄干からグレイの小屋を眺めていました。グレイがいなくなったことが寂しいようでした。グレイが帰ってきて次の日の朝、めずらしいことにチョコはグレイのすぐそばまでいってゴロンと横になりました。ちょうど敷地の放射能検査の人が車で家のそばまできて、2匹の姿を見て「おたくの猫と犬は仲がいいのですか」と言いました。
チョコはグレイが嫌いだと私は思っていたのですが、そうではなかったようです。
(2013年5月30日)
祈り文の紹介2
愛の焔のチャプレット
ーふつうのロザリオで一環唱える。(公教会認可)
始めに主の五つの御傷を崇敬して、五回十字を切る。
・大珠で
「悲しみに満ちたマリアの汚れなき御心よ、御身に避難所を求め奉る、われらのために祈り給え」
・小珠で
「聖母よ、汚れなき御心の愛の焔によって、われらを救い給え」
を十回繰り返す。それを5セットし、そして、最後に「栄唱」を三回唱え、
「神の御母よ、愛の焔より出づる恵みをもって、全人類を浸し給え、今も臨終の時も。アーメン」で終わる。
ロザリオ一環
月曜・木曜―「喜びの玄義」 火曜・金曜―「苦しみの玄義」 水曜・土曜・日曜―「栄えの玄義」
二十六聖人のコンタツ(任意)
このチヤプレットは、聖母がマリア・イマクラータとそのミッションを守るために子供たちに願われたものです。ロザリオの二連分のチャプレットが必要なので、手に入らない場合はロザリオの二連分で祈ります。
十字架で―
信徳唱―真理の源なる天主、主は誤りなき御者(おんもの)にましますゆえに、われは主が公教会に垂れて、われらに諭(さと)し給える教え、ことごとく信じ奉る。
望徳唱―恵みの源なる天主、主は約束を違(たが)えざる御者にましますがゆえに、救世主イエズス・キリストの御功徳(おんくどく)によりて、その御約束(おんやくそく)のごとく、われに終りなき命と、これをうべき聖寵とを、必ず与え給わんことを望み奉る。
愛徳唱―愛の源なる天主、主は限りなく愛すべき御者にましますがゆえに、われ、心を尽くし力を尽くして、深く主を愛し奉る。また主を愛するがために、人をもわが身のごとく愛せんことを務(つと)め奉る。
・大珠で
永遠の御父よ、わが罪の償いと教会の意向のため、イエズス・キリストの貴き御血(おんち)を捧げ奉る。
・小珠で(10回)
聖母マリアの柔和なる御心(みこころ)よ、わが救いとならせ給え。わがイエズスよ、憐み給え。
*最期に世界中の十字軍の祈りに一致するために下記の「十字軍の祈り」を付け加えます。すべての祈りができるようになってからでかまいません。またロザリオ一環と「十字軍の祈り」だけしか祈れなくともよいのです。
十字軍の祈り33番
「おお、わが神、わが愛する神よ、
われ、愛と感謝のうちに、御身(おんみ)の聖なる「保護の印」を受け奉らん。
御身の御神性は、わが身体と霊魂を永久(とこしえ)に覆えり。
われ、伏して感謝し奉り,御身、わが最愛の御父に、わが深甚なる愛と忠誠を奉げん。
われ、この妙(たえ)なる印によりて、われとわが愛する者たちの保護を請い願わん。
またわれ、わが命を懸けて、永久(とこしえ)に御身に仕えん。
われ御身を愛し奉る、わが愛する父よ。
いまこの時、われ御身、愛する御父を慰めん。
世の償(つぐの)いと、御身の子供らの救いのため、われ、御身の最愛の御子(おんこ)の、御体(おんからだ)、御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)、御神性(ごしんせい)を御身に奉げ奉る。アーメン。」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)
十字軍の祈り第71番―「迫害よりわれらを護るための祈り」
「おお、イエズス、神の子らを反キリストより護り給え。
地球を支配せんとする計画よりわれらを護り給え。
主よ、われらを迫害より護り給え。
御身の目に、闇のなかにいる者たちが贖われ得るよう、反キリストより彼らを護り給え。
われらの弱きを助け給え。
立ち上がり、互いに鼓舞し、楽園の門を目指す御身の軍隊として進軍すべく、われらを霊において強め給え。
われ御身を必要とす、愛するイエズスよ。
われ御身を愛し奉る、愛するイエズスよ。
われ、御身の地上での現存を讃え奉る。
われ闇を追い払わん。
われ御身を崇(あが)め、われがいついかなる時も、御身の御憐みに信頼せんがため、御身がわれに御身の現存の真(まこと)をわれに明かすことを可能ならしむるよう、われ身体(からだ)と心においてわれ自身を明け渡さん。アーメン。」」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)
十字軍の祈り87番
「おお父よ、御子(おんこ)のために、共産主義よりわれらを救い給え。
われらを専制政治より救い給え。
不信仰よりわれらの国を護り給え。
われらの子供を害より護り給え。
われらが神の光を見るのを助け給え。
御子の教えに、われらの心を開かせ給え。
すべての教会が、神の言葉に真実であり続けるべく助け給え。
われらの国が迫害より護られんことを、われ御身に請い願い奉る。
われらいかばかり御身に背きしも、親愛なる主よ、われらを御憐みもて見そなわし給え。
人の子イエズスよ、御身の貴き御血もてわれらを包み給え。
邪悪なるものの罠よりわれらを救い給え。
愛する神よ、今この時、悪が世界を変えることに干渉し、阻止するよう御身に嘆願し奉る。アーメン」(「大警告―マリア・ディバインマースィ―」より)
(2013年5月29日)
祈り文の紹介
聖ヨゼフの御保護を願う祈り
童貞マリアの貞潔なる淨配よ、御助(おんたす)けを求め、あえて御取(おんと)り次ぎを願える者、一人として救いの手を差し延べられざること、いにしえより今にいたるまで、世に聞こえざるを思い給え。御身(おんみ)の力に全き信頼をおきて馳(は)せ来たり、御保護(ごほご)をこいねがわん。贖(あがな)い主の父よ、わが願いを軽んじ給わず、寛大さをもって、これを聞きたまえ、これを聞き入れ給え。
御(おん)あわれみのチャプレット
ー(ロザリオで一環分)、主祷文、天使祝詞、使徒信経を、まづ三つの小珠で唱える。
・大珠で
永遠の御父(おんちち)よ、全世界とわれらの罪の贖いとして、御身の最愛の御子(おんこ)、われらの主にして救い主、イエズス・キリストの貴き御体(おんからだ)と御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)と御神性(ごしんせい)を、御身に捧げ奉る。
・小珠で
イエズスの、もっとも苦しい御受難(ごじゅなん)によって、われらと全世界を憐み給え。(10回)
・最後に加える
聖なる天主、全能の聖なる天主、永遠の聖なる天主よ、われらと全世界を憐み給え。(三回)
謙遜の連祷
おお、イエズス!柔和かつ謙遜なる御心(みこころ)よ、御耳(おんみみ)を傾け給え。
尊敬されることへの望みから、私を解放し給え、イエズスよ。
愛されることへの望みから、 (同上)
称賛されることへの望みから、(同上)
名誉を得ることへの望みから、(同上)
ほめられることへの望みから、(同上)
昇進することへの望みから、(同上)
顧慮(こりょ)されることへの望みから、(同上)
賛成されることへの望みから、(同上)
辱(恥ずかし)められることへの怖れから、(同上)
蔑(さげす)まれることへの怖れから、(同上)
咎(とが)められることへの怖れから、(同上)
謗(そし)られることへの怖れから、(同上)
忘れられることへの怖れから、(同上)
侮(あなど)られることへの怖れから、(同上)
虐待されることへの怖れから、(同上)
疑われることへの怖れから、(同上)
私より他(た)の人々が愛されることを、
私より他の人々が尊ばれることを、
私は世の評価が下げられ、他の人々があげられることを、
私は放置され、他の人々が選ばれることを、
私は注目されず、他の人々が称賛されることを、
すべてにおいて私より他の人々が好まれることを、
私が分相応に聖となる限り、他の人々が私より聖となることを、
イエズス、私にそれを望む聖寵を与え給え。
*コーナー・ストーンの祈りのプログラムはロザリオ一環から始められます。最初は全プログラムが祈れなくともかまいません。徐々にすべての祈り文を祈れるように努力します。また日曜日の午後三時が都合が悪ければほかの曜日、ほかの時間に祈ることもできます。明日は、愛の焔のチャプレットと二十六聖人のチャプレットを紹介します。(2013年5月28日)
汚れなき御心の祈りの軍隊
聖母のけがれなき御心の祈りの軍隊について、聖母が話されたのは、1994年5月のことです。聖母はマリア・イマクラータに祈りの軍隊を組織するように願われました。
この祈りの軍隊は、ロザリオを中心とした祈りのプログラム「コーナー・ストーン」を週1回祈ります。(はじめは月1回から始めてもかまいません)その際、日曜日の午後3時から祈っているマリア・イマクラータの「コーナー・ストーン(祈りの集会)」に霊的に一致して個人的に祈ります。
祈りのプログラム「罪びとの改心と救霊のプログラム」
1、聖ヨゼフに御保護を願う祈り
2、御あわれみのチャプレット
3、謙遜の連祷
4、愛の焔のチャプレット
5、ロザリオ全玄義15連(はじめは1環からでもよい)
6、26聖人のチャプレットは任意
ロザリオを祈る人であればだれでも、祈りの軍隊に参加できます。聖母はロザリオを剣だといわれます。ロザリオの剣で戦うのです。日本を守るために、自分と家族を守るために。聖母は祈りの軍隊を日本を守るための防波堤ですと、おっしゃいました。またイエズス・キリストは、「中国軍は攻めてくるのだ。十字架が旗に入らなければ、6割の日本人は虐殺される。ロザリオの十字軍を起こしなさい。もっと、もっと祈るのだ」(2012年10月2日)とおっしゃいました。
祈りの軍隊の一員として天に登録する方法
参加したい人は、まづ自分自身を祈りの軍隊として、天に登録します。次のように祈ります。「私を、汚れなき祈りの軍隊として奉献します。」そのとき、公教会祈祷文241ページの「聖母の汚れなき御心に日本を捧げる祈り」(任意)を祈ることが勧められています。
私たちは1994年からこの祈りのプログラムを毎週1回祈ってきました。ロザリオを聖母の願いのために祈りたい方、聖母とイエズス・キリストに奉仕する気持ちのある方はぜひ祈りの軍隊に参加してください。
*明日から祈りのプログラムのなかの祈り文を紹介します。(2013年5月27日)
終末のしるし4
ルカ21章で、弟子たちが終わりの時のしるしについてイエズス様に尋ねています。イエズス様のお答えは次のようでした。「まどわされないように気をつけよ。多くの人が私の名を名乗ってくるだろう。そして”私だ”、また“時は来た!”というだろうが、それに従うな。戦争と争乱のうわさを聞いても、おそれはてはいけない。それらのことはまずおこるにちがいないが、しかし終わりはすぐではない…人民は人民に、国は国にさからって立ち、大地震が起こり、ところどころにペスト、ききん、おそろしい現象があり、天に偉大なしるしが見られるだろう…」「…イエルザレムが軍隊に包囲されるのを見たら、そのときあなたたちは亡びの日が近づいたことをさとれ。…」
上記のイエズス様の御言葉は、終わりの時が近づいたしるしを説明されています。昨日の新聞で伝染病(疫病)のことが報道されていました。2,3日前のインターネットのニュースでも、同じく「新型コロナウイルス」のことが報道されていました。中東と欧州(7ケ国)で患者が出ており、約半数以上がサウジアラビアだということです。世界保健機構(WHO)によると、中東と欧州で44人の感染者が出て、そのうち22人が死亡しているとのこと。非常に高い死亡率です。
今回気になったのは、イエズスの御言葉のなかの、ところどころにペスト、ききん…の部分です。ところどころに起きるということは、疫病の発生は一ケ所ではないということです。地上のあちこちに疫病とききんが起こるとイエズス・キリストが言われているのです。中国では鳥インフルエンザ、サウジアラビアと欧州には新型コロナウイルスが発生しています。疫病は「終末 のしるし」です。また、イエズス様は、反キリストの出現にも言及されています。「天に起こる偉大なしるし」とは、大警告の時に天にあらわれる十字架を意味するものだと思われます。
「エルサレムが軍隊に囲まれたら」、という部分に関しては、イスラエルに対する包囲網ができつつあります。親イスラエルだったエジプトが政権が倒され、反イスラエルになりました。米国も親イスラエルでしたが、変化の兆しが見えます。徐々にイスラエル包囲網が完成し、預言通りにエルサレムが軍隊に包囲される日が近づいているのです。
疫病にかからない為には、聖寵の状態にいることです。しばしばの告解と大罪をさけることです。(2013年5月26日)
またキツネ!
昨日は朝雨が降り、その後空気が急速に冷えました。ちょっと寒いくらいでした。
無原罪の聖母像の右となりに去年植えた白い花をつけるつつじが咲き始めました。左となりのピンクがかった紫のつつじはまだきれいに咲いています。薔薇は赤い薔薇と白い薔薇が咲いています。ピンクがかった黄色の薔薇がクリーム色に変わっていました。ほとんど白薔薇と言ってよいくらいです。薔薇の色が変わるなんて初めてです。不 思議なことなのか、よくあることなのかわかりません。
午後に、近くの町に郵便と筍を送りに出かけました。この村には、郵便局もお店もないからです。筍は裏の山で採れた初物です。小さな山の間を抜けていくのですが、山にはつつじ、山吹、そして藤が咲き始めていました。紫いろというより淡い藤色という感じの色です。町から帰って出窓から外を眺めていると、キツネが聖母像のあたりから現れ、出入口に向かいながら、犬のグレイに気を取られました。そしてその場に犬のように座りました。グレイとキツネが見詰め合っているような形です。そしてその場にしばらくいて、キツネは坂を上り、出入口から消えてゆきました。普通キツネは犬を怖がるはずなのに、どうしたことでしょう。あのキツネは雌で、雄犬のグレイに恋をしたのでしょうか。
夜になって、わが家にとって一大事件が起こりました。グレイが逃げたのです。グレイはハスキー犬なので、常に走りたいのです。散歩は1日2回くらいしているのですが、それでは足りないのでしょう。グレイはまれに逃げることがあるのです。心配なのは、ほかの人の畑や水田を荒らすことです。鎖がついたまま逃げたので荒らすつもりがグレイになくとも結果的に荒らしてしまうからです。たいてい翌朝の4時ころまでにかえってくるのですが、今日まだ帰ってきていません。それで、村人に迷惑が掛からないようにロザリオを祈りました。このような困ったことが起こると必ずロザリオを祈ります。そのためグレイが迷惑なことをしたことは今まで1回もありませんでした。(2013年5月25日)
苦手なもの2
ここ2,3日は春というよりも、もはや初夏という感じです。この地方は朝晩は涼しくとも、初夏になると、日中はかなり暑くなります。暑くなるとでてくる嫌なものがあります。それは蜂です。スズメバチ、クマン蜂、あしなが蜂です。彼らはみな肉食ですから、蜜蜂の天敵です。その上、どういうわけか我が家は生木を使ったせいか、蜂の類に好かれていて、洗濯物を干すときとか玄関まわりの掃除のタイミングにぶんぶんやってきます。去年は玄関わきの板の構造的隙間にあしなが蜂が何回も小さな巣をつくり、そのたびに駆除しなければなりませんでした。
蜂は蜜蜂以外は苦手です。引っ越してきた次の年に、アブに1回刺されました。突然顔に何かがぶっかったら、血があごのあたりでタラりと垂れていました。それ以降注意しているので蜂にもアブにも刺されたことはありません。それは服装に関する注意です。夏でも外へ出るときは長袖、(長ズボン)、長いスカート、長靴、帽子というスタイルで身を守ります。教会へいくときと同じような―極力肌を露出しない―服装なのです。農家の女性たちもみなそうなので、なんとなくみな古風なイメージの野良着で、作業をしています。
寒い地方のせいか、ここには大嫌いなゴキブリはまったくいません。東京では、それが出るとショックで30分くらい身動きできずに固まっていたこともありました。ですから、それに関しては本当にラッキーでした。
虫は人類への罰のために元来神が造られたという話が、茨の聖痕を受けた尊者アンナ・カタリナ・エメリックの著書にありましたが、それでほとんどの人が虫を嫌うのでしょうか。
5月24日は、扶助者聖母の祝日です。東京でしばらく通っていた小教区のある教会は、サレジオ会(扶助者聖母会)の所属でした。5月24日には扶助者聖母の特別な祝福が司祭からありました。朝ミサのあと、毎日神父とともに聖務日課を唱え、ロザリオを1環ラテン語で唱えていたことは、今ではなつかしい思い出です。(2013年5月24日)
終末のしるし3
昨日のミサのなかの朗読に次のような一文がありました。使徒行録2章のところです。そこには、ヨエルの預言書第3章の引用がありました。「また、私は、高く天に不 思議を, 低く地にしるしをあらわそう、血と火と煙の渦を。主の日、大いなる光栄の日がくる前に、太陽を闇に、月は血に変えられるであろう。その時、主の御名をよび求める者は、みな、救われるであろう。…」(トリエントミサ典書)
最近BBC(英国放送)でシリアの内戦の様子がさかんに放映されていますが、それは血(戦争)のしるしのように思えます。そういえば昔の預言(1981年5月30日)の、ベイサイドの預言で「…シリアが世界大戦か、世界平和かの解答の鍵を握っています」というものがありました。現時点では、世界平和ということはもはや期待できないように思えます。それは最近のマリア・デバインマースィの預言を読むと理解できることです。
しかし、上記の聖書の御言葉の「渦」という点に注目しますと、米国で最近( 2013年5月20日、オクラホマ)起こった巨大竜巻を思い起こさせます。竜巻は渦巻いて天への竜ように上ります。遠くから見れば渦巻く柱のようです。トリエント典礼書は、バルバロ神父訳であり、講談社発行の聖書(同じバルバロ神父訳)では、「血と火と煙の柱」と翻訳されています。英語の聖書(confrataternity Veresion) でその部分を調べたところ、その部分は「blood ,fire, and columns of smoke」とあり、その意味するところは地上には血(戦争)があり、火(山火事、火山の噴火等)があり、そして煙の円柱(複数)があるということで、日本語訳よりも明確な意味となります。地上に起こる円柱状の煙の柱とは、竜巻のことです。ですからバルバロ神父は円柱状の柱を竜巻と考え、「渦」と意訳されたのでしょう。とすると、米国で大変しばしば起こっている巨大竜巻は、「終末 のしるし」です。(2013年5月23日)
苦手なもの
農家が雑草をよく刈るのは、いくつかの理由があるように思えます。まづ見た目がきれいです。うちの前の風景が北欧の森と丘のように見えるのは、所有している農家がよく手入れしているからです。つまり雑草をかっているからです。刈った雑草は、集めて腐らせ発酵させて堆肥になります。干し草は牛のエサになります。牛の飼料用の牧草の種をまいている農家もあります。草を刈るのは、また岩山が多い、この地方には、蛇がいるからです。雑草が茂っていると、蛇が見えません。うちでは、猫や犬が蛇にかまれないためにも雑草を草払い機で刈ります。黒猫のクッキーは1度足を蛇にかまれましたが、2度蛇をかみ殺しました。ある朝新聞を取りに行くと、半分死にかかった蛇にクッキーがじゃれていました。2,3年前の今頃の季節で、蛇が冬眠から覚めたところを噛んだようなのです。蛇もぼんやりしていたのでしょう。蛇の頭に牙のあとがあり、悶えている蛇にじゃれていました。その蛇はマムシでした。もう一度は家の前で、蛇をかみ殺していました。これも模様からマムシのようでした。
勇敢なクッキーは蛇が怖くないのでした。うちの敷地内を歩くときは、必ず長靴をはきます。近所の村人から聞いた話では、とぐろを巻いた蛇は2メートルくらい飛ぶというのです。バイクで走っていたらマムシが飛びつき噛まれ入院したという村人もいました。
カトリック信者と蛇は敵対関係です。私は蛇が嫌いです。虫も嫌いでした。でも、田舎で住むには、虫が嫌いと言っているわけにはいきません。農薬を使わないで野菜を作るには、虫を手(手袋をはめて)で取らなければなりません。4,5年も田舎に住むとあんがい虫は平気になるものです。毛虫も大嫌いでしたが、今年は、取り乱さずにキャベツから虫を取る私がいました。取った虫は小川の金魚にあげました。去年は毛虫が大発生しました。「ごめん」と言いながら敷地中の何百匹もの毛虫を踏み殺しました。いちいちごめんと言いました。生き物ですから。でもほおっておくと、蛾が大発生しますから、致し方ありませんでした。
天は中国を赤い龍と呼んでいます。龍は蛇の大きいやつです。
中国は近い将来日本を攻め、日本人の6割を虐殺する、と預言されてきました。私は中国のやり方が嫌いです。「嘘も100回言えば、本当になる」とは毛沢東の言葉で、尖閣や沖縄に対する中国のやり方であり、竹島や慰安婦問題における韓国のやり方です。もっと日本は国際的に情報発信して真実を伝えていくべきだと思います。赤い龍は近未来に、西側諸国の大都市にミサイルを撃ち込むと預言されています。(2013年5月22日)
終末のしるし2
マテオ24章には次のように預言されています。
「偽キリストや偽預言者たちがたって、できるものなら選ばれた人たちをさえ迷わすほどの偉大なしるしや奇跡を見せるだろう。いま、私はあらかじめこのことをあなたたちに知らせる。」この聖書の部分は、反キリストと反教皇についての預言です。反キリストの出現は、終末 のしるしです。
マリア・ディバインマースィを通して、現教皇は偽預言者であると天は私たちに知らせています。偽預言者は、反キリストをこの世界に呼び込むための準備を何年も前から実行に移していると言われます。私たちにできることは、ロザリオと十字軍の祈りを祈ることと、生き残るための準備をすることです。水、食料、自給自足のために田舎へ移ることなどキリスト教徒迫害下で生きるための準備です。
反キリストが3年半、世界を支配する時にはキリスト教徒は迫害されます。その時、自分と家族が守られるためには、天が与えられた十字軍の祈り33番が必要です。主イエズスは、「生ける神の印―わが十字軍の祈り33番は、あなたたちの命綱である。」と言われています。「永遠の御父によってあなたたちに与えられた、わが[保護の印]を受けたなら、あなたたちは(獣の)印を受け入れないですむ。あなたたちは触れられることはない。あなたたちの家は見えなくなり、捜索されたたり、的(ターゲット)となることはない。あなたたちの家は、サタンの軍隊の目には見えなくなるからだ。」と言われています。
十字軍の祈り第33番
おお、わが神、わが愛する神よ、
われ、愛と感謝のうちに、御身の聖なる[保護の印]を受け奉らん。
御身の御神性は、わが身体と霊魂を永久(とこしえ)に覆えり。
われ、伏して感謝し奉り、御身、わが最愛の御父に、わが深甚なる愛と忠誠を捧げん。
われ、この妙(たえ)なる印によりて、われとわが愛する者たちの保護を請い願わん。
またわれ、わが命を懸けて、永久(とこしえ)に御身に仕えん。
われ御身を愛し奉る、わが愛する父よ。いまこの時、われ御身、愛する御父を慰めん。
世の償(つぐの)いと、御身の子供らの救いのため、われ、御身の最愛の御子(おんこ)の、御体(おんからだ)、御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)、御神性(ごしんせい)を御身に捧げ奉る。
アーメン
*守られるために毎日この祈りを祈ります。
さらなる情報、および「生ける神の印」の取得は、www.thewaraningsecond cominng comへ
へ。日本語の「生ける神の印」もあり、印刷できます。
キツネが出た
2,3日前の晴れた日の午後、何ともなしに出窓から外を眺めていると、キツネが向こうからうちの方に歩いてくるではありませんか!昼間にキツネを見たのは初めてです。玄関わきの欄干にのっている猫のチョコも、犬のグレイもみなキツネにじっと注目しています。キツネは梅の木のところまで来ると、―梅の木の向こう側は緩やかな崖というか坂になっています―太いふさふさした尻尾を見せながら、ひょいと崖下に降りてゆきました。猫のチョコは日中、外にいるときたいてい玄関わきの欄干にのっています。高い場所で周囲がよく見えるし、地面よりも2メートルくらい高いので安全なのです。グレイは相変わらず吠えずにのんびりとキツネを眺めていました。夜中にぎゃんぎゃん鳴きながらキツネはうちの敷地をよく通っていきます。猫のチョコが目当てかもしれませんが、チョコはすばやいし、木にも登れます。キツネには絶対に捕まらないと思います。猫を捕まえれないので、キツネは家の周りを鳴きながら歩き回るのでしょう。キツネの鳴き声はけっこう不気味で、深夜にいったい何が通っていくのか2,3年近くもわかりませんでした。半年くらい前、テレビの北海道の自然を取り扱った番組で、キタキツネの鳴き声を聞いて、鳴き声の主がキツネとわかったのです。
昨日も書きましたが、肉の罪で人は地獄へ落ちます。神は同性愛を嫌われます。同性愛は姦淫の罪です。米国では、さかんに同性婚のことが話題になっていますが、神は同性婚を認められません。オバマ大統領は同性婚に寛大な態度をとっていますが、彼の態度は、神に逆らうものであり、とてもクリスチャンであると思えません。オバマ大統領を選んだのはアメリカ国民ですから、米国と米国民全体が罰せられることになるでしょう。昔の預言で、ロシアは神の鞭(むち)となるといわれていますが、ロシアに攻撃されてアメリカは村のようになってしまう、と預言されていました。
教会の教え(公教要理)に、 天に向かって叫ぶ罪というものがあります。次の四つです。
1、故意の殺人
2、自然の秩序に反する不純の罪
3、貧者の圧迫
4、労働者の賃金搾取や不当な支払停止
同性愛や同性婚は2番の自然の秩序に反する不純な罪です。
なぜこれらの罪が「天に向かって叫ぶ罪」と呼ばれるか、「聖ピオ十世の公教要理詳解」を引用します。
「これらの罪が[天に向かって叫ぶ罪]と呼ばれるのは、聖霊がそうおおせられた上にその邪悪さが非常に重大で、明らかであるため神の最も厳しい罰を招くからです。」(2013年5月20日)
世相ー維新橋下代表
橋下代表の発言がマスコミで連日問題視され話題になっています。橋下代表に関して私は以前から、彼は政治家として大丈夫なのだろうかと思っていましたが、今回その不安が現実化したようです。みなから次の首相に近い人と期待されていたようですが、(特に石原慎太郎氏からは…)それゆえ沖縄でアメリカ軍司令官と会談できたのでしょう。しかし今回の発言で政治家として致命的な欠陥が現れました。アメリカ軍に風俗を使ってくれ、という公けの発言は、米軍に対する侮辱となり、外交的センスもなければ、日本人としての品格もありません。こういう人が首相になればどんな教育方針を国民に示せるでしょうか。また,さらに言えば買春は罪です。痛悔し回心しなければ、地獄へ落ちる罪なのです。他人に罪を勧める人は、自分だけではなくほかの人を地獄に落としかねない重大な罪を犯していることになります。これを小さな子供たちがよしとされていると信じ、つまずかせたのならどうなることでしょう。聖書には次のように書かれています。「…ところが、私を信じるこの小さなものを一人でもつまずかせたら、その人は、ろばのひき臼を首にかけて、海の深みに沈められるほうがましである。つまずきを起こさせるこの世に、のろいあれ!つまずきはさけがたいことだろうが、しかし、つまずかせる人にのろいあれ!…」(マタイ18-6)神にのろわれるほど恐ろしいことはありません。
大阪の立て直しは多少評価できたとしても、伝統芸能や宗教関係の予算をバッサリ切ってしまいました。日本の伝統、文化、歴史、宗教に造詣がある程度深くなければ、彼がもしも日本の首相として海外に出て、文化や伝統について話せば、必ずや恥をかくでしょう。これでは日本と日本人の名誉が傷つきます。また今回のように神の御前に罪を犯し、さらには国益を損なうことにもなり兼ねません。聖書には次のようにあります。「口は、心に満ちたものを語るのである。よい人は、よいものを、よい倉から出し、悪い人は、わるいものを、わるい倉から出す。」(マテオ12章35)
本日は聖霊降臨の1級大祝日です。今日の典礼のなかの続しょうに次のようにあります。
聖霊よ、来たり給え、天より、御光のかがやきをおくり給え。
貧しき者の父、天の賜の分配者、心の光なる御者よ、来たり給え。御身は、すぐれた慰め主、霊魂の甘美なる客、やさしくさわやかな御者にまします。
労苦する者のいこい、暑熱の時の涼味、泣くときの慰めにてまします。
ああ、いと福(さいわい)なる光よ、信者の心にしみこみ給え。
御身の保護なくしては、人には有害なもの以外の何ものもない。
汚れたものをきよめ、荒れた所をうるおし、病む者をいやし給え。
剛(たけ)きものをやわらげ、冷えたものをあたため、まがったものを直し給え。
主に信頼する信者らに、七つの聖なる賜を下し給え。
善徳の功徳をつませ、救いに至らせ、永遠の幸福を与え給え。アメン、アレルヤ。(2013年5月19日)
スズラン
昨日の夕方、雑草取りをしました。雨の後はすぐに雑草が茂るからです。体調の良い日は毎日少しづつでも雑草取りをします。
庭のイングリッシュラベンダー、フリズルシズルと水仙の花はもう終わりました。梅の木の下にある花の終わった水仙を眺めていると、なんと水仙の葉のあいだから、スズランの小さな花がいっぱい顔を出して咲いているではありませんか!スズランです。清楚な小さな釣り鐘の形の白い花です。植えた覚えはありません。6年前ここに引っ越してきたとき、近所のおばあさんからその水仙をいただきました。その水仙にスズランの種が混じっていたのでしょうか。それが6年経って育ち、今年になって、花を咲かせたのでしょうか。何とも不 思議です。スズランはこの地方に自生しているわけではありません。スズランは生まれ故郷の札幌の花だと思っていました。うれしい驚きです。この地は、杉が多く、森が黒く見えます。うちの出窓から見ると、正面の景色は北欧の森と丘のようです。(勝手に北欧の森と丘と思っているだけなのですが…)。この地方は冬も長いので、春にはみな花を庭にいっぱい植えています。春は、花の爆発になるのです。東京にいた頃は、庭も狭いし、それほど花を植えることにこだわってはいませんでした。実のなる木とか、ベリー類にこだわって少しは植えていましたが、花が咲くとうれしいとまでいかなかったのでした。今朝、新聞を取りにいきがてら少し散歩しました。青空が抜けるようです。数種類の小鳥たちもうれしそうに鳴いています。小鳥たちも、春がうれしいのです。この年齢になると、空が青いこと、花が美しいこと、小鳥たちの鳴き声、などが喜びとなるのです。
しかしこうした平和はほんの瞬時のことかもしれません。世界には戦火のなかを逃げ惑っている人たち、国から逃げて他国の不衛生なキャンプに住まわざるを得ない人たち、飢餓に悩むアフリカの人たちがいるのです。平和な日本に住む私たちは祈りと支援で、彼らを助けなくてはなりません。また、預言によればこの日本の平和は長く続きません。日本も戦争に巻き込まれるからです。まもなく共産主義の軍隊が世界を蹂躙すると、ガラバンダルの預言でも、最近マリア・ディバインマースィでも預言されています。また二十年も前から日本は中国に侵略されると数人の幻視者たちから預言されてきました。わたしたちにできることは、ロザリオを祈ることです。日本と自分たちの家族を守るために、世界平和のために、世界中で苦しんでいる人たちのために、ロザリオを祈りましょう。祈りは決して無駄にはなりません。
(2013年5月18日)
聖母の十五の約束
ロザリオを唱える信者に対する聖母の約束―聖ドミニコと福者アランに告げられた。
一 ロザリオを唱えることで私に忠実に仕える者は誰でも、特別な恵みを受けます。
二 ロザリオを唱えるすべての者に対して、特別の保護と、大いなる恵みを約束します。
三 ロザリオは、地獄に対して強力な鎧となり、それは悪徳を破壊し、罪を減じ、異端を打ち砕くでしょう。
四 それは徳と善行を盛んにさせ、溢れんばかり神の憐みをもたらし、人の心を現世的な愛と虚しさから引き離し、永遠なものに対する希求に向けます。ああ、人はロザリオによって自分の霊魂を聖化するのです。
五 ロザリオを唱えることで自分を私に委ねる者は、滅びることはないでしょう。
六 その玄義を黙想し、信仰をもってロザリオを祈る者はだれであれ、不運に屈することがありません。神は正義においてその者を罰することなく、不慮の死を遂げることもなく、もしその者が義しい者であれば神の恵みのうちに留まり、永遠の命にふさわしい者となるでしょう。
七 ロザリオに対して真の信仰を持っている者は誰であれ、教会の秘跡なしに死ぬことはありません。
八 ロザリオを唱えることに忠実な者は誰であれ、その生きているあいだと臨終の際に、神の光と豊かな恵みを受け、その死にあたって、天の諸聖人の功徳に与るでしょう。
九 ロザリオの祈りを献身的に捧げてきた者を、私は煉獄から解放します。
十 忠実なロザリオの子供たちは、天の栄光において高く揚げられるでしょう。
十一、あなたたちは、ロザリオを祈って私に願うことは、何でも与えられるでしょう。
十二 聖なるロザリオを広めるすべての者は、その窮状において私の助けを受けるでしょう。
十三、すべてのロザリオの唱道者は、その生きているあいだと臨終の際に、天の全宮廷人を仲介者として持つことを、私は、私の神聖なる息子から許されました。
十四、ロザリオを唱えるすべての者は、、私の子であり、わがひとり息子―イエズスの兄弟です。
十五、ロザリオの信心は神の計画の大いなる‘印’です。
* 聖ドミニコ(1170-1221)ドミニコ会の創立者、天文学者の保護者。説教家として有名であり、ロザリオを人びとに勧めた。(2013年5月17日)
つつじも咲くーロザリオの効果
昨日は朝から曇り空で、夜になってから雷と大雨になりました。稲光もけっこうすごかったです。ちょっとした嵐になりました。日中は曇りだったので涼しかったというか寒かったです。その前日は暑いほどでしたが…。
無原罪の聖母像の左横のつつじが咲き始めました。ピンクがかった紫いろのきれいな色の花です。右隣の八重桜はまだきれいなピンク色で咲いています。ここの山々には野生の赤い花をつける山つつじが自生しています。車で走ると、黄色の山吹と赤いつつじが周辺の山に咲いているのがわかります。
ロザリオに関する美しい話を思い出したのですが、どの本だったか思い出せません。覚えている限りで書いてみます。なぜならその話で、ロザリオの恵みがよくわかると思うからです。知らないうちに聖母に守られているのだということが…。話の舞台はヨーロッパで、時代は中世頃のことだったと思います。二人の青年が仕事か何かで旅に出ました。寂しい森のなかを通るときロザリオを持ってくるの忘れたのに気づきました。そこで二人は指でロザリオを祈りながら歩いたのです。その森はよく強盗が出没する森でした。彼らがロザリオを祈りながら歩いているのを一人の強盗が目を付けました。二人の後をつけてゆくと、二人の口から薔薇、百合の花、きれいな花が次々と落ちてくるではありませんか。強盗はお金を奪って彼らを殺そうと思っていたのに、その奇跡的な出来事に驚いて、強盗は二人を襲うのをやめました。そしてついには罪深い自分を反省、痛悔して改心したということです。強盗が改心できたのもロザリオのおかげです。ロザリオに関するお話(歴史上の事実)はまだあります。レパントの海戦の勝利(1571年)です。ロザリオを全軍祈りながら戦い、劣勢にもかかわらず奇跡的にイスラム教徒のトルコ軍の無敵艦隊に勝利しました。
ロザリオは散歩しながら、歩きながら、車を運転しながら祈ることができます。車の運転時には指ロザリオという金属製の指輪のような1連のロザリオを指にはめて祈ります。運転中に祈るのは、安全に祈れるという確信を持ってから祈ってください。東京に住んでいた頃、車の運転中に5連のロザリオが指に絡んでちょっと危険かなと思うことがあり、すぐに指ロザリオに替えました。ロザリオはいつでもどこでも祈れます。聖堂でひざまづいて1環祈れば全贖宥(全免償)です。通常の条件で(前後1週間以内の告解と聖体拝領、教皇のための祈り―普通、主祷文、天使祝詞、栄唱を一回づつ―が条件です)(2013年5月16日)
天が与えられた祈り―家を奉献する祈り
下記の、家を奉献する祈りは、米国の幻視者に天が与えられた祈りです。これからの時代、終わりの時にはぜひとも必要な祈りではないかと思われます。私はこの祈りを知り翻訳して、この十年あまり毎日祈っています。東日本大震災の時、激しい揺れだったにもかかわらず、わが家には、まったく被害がありませんでした。とても有益な祈りだと信じますので、紹介したいと思います。
家を奉献する祈り
悲しみに満てる汚れなき御心の祝されし乙女よ、われらは御身の、この家の主にして元后たるを認め奉る。この家をいかなる悪よりも守り給え。火、水、雷、嵐、地震、また泥棒、悪人、革命、戦争、さらには迫害、税金、そのほか御身が悪と思われるすべてより、この家を守り給え。この家に住む者、また将来住む者を御身のものとして祝福し、護り、擁護し、保護し給え。この家に住む者を、災難、不運より遠ざけ給え。とりわけ神に背くことより遠ざけ給え。この家にて、一つの大罪も犯されることを許し給わず、この家に住むすべての者が、神の栄光とイエズスとマリアの統治のために働かんことを。ああ、イエズス、マリアよ、この家がいつまでも御身に奉献されんことを。ここに住むすべての者とともに、この家がいつまでも祝福されんことを、アーメン。
(2013年5月15日)
精神障害者の保護聖人―聖ディンプナ
この聖女が私のヴィジョンに現れたことがきっかけで、この聖女への祈りを翻訳しました。二十年以上昔のことです。聖女が突然カラーで現れたので、ショックを当時は受けましたが、今の時代はうつ病を含めて精神障害が多いと聞きます。何年か前に、知り合いの方が精神障害と思われるようなことがありました。その方の姿も非常に黒く見えました(*)。また言動もおかしかったので、私は聖ディンプナに祈ることにしました。約1年ほど毎日祈りました。1年あまり後に、その方と会ったときにもう姿が黒くもなく、言動もふつうの感じになられていました。ですから、信頼と忍耐をもってこの祈りを祈れば精神障害は癒されます。今回紹介します。
聖ディンプナは13世紀のフランドルの伝説的殉教者で、精神障害者の保護の聖人。聖女の墓地で多くのてんかん、精神障害者が奇跡的に癒されたと伝えられています。彼女はアイルランドの異教徒の娘で、キリスト者であった母が死んだあと、娘に対して異常な情熱を持った父の手を逃れ、一人の司祭にともなわれて海を渡りました。ところがその地で捕えられ、二人とも父に殺され埋葬されたと伝えられています。
十三世紀末には多くの精神障害者が巡礼し、病院までつくられました。これが発展し、この地には現在、世界でも有数の精神障害者のための施設が存在しています。
(*)ときおり天は、私に、ある特定の人を黒く見せることがあります。
聖ディンプナへの祈り
おお、甘美なる信仰の英雄、アイルランドの白百合よ。御身は天使のごとき清さを失うことなく、ためらわずに自らの汚れなき血を捧げ、聖なる天主への香り高き燔祭(はんさい)となり給えり。われらの心に、神への深き愛と、いかなる犠牲があろうとも、神の掟から離れぬ堅固なる決意を吹き込み給え。
キリスト教的徳と価値を悟り、霊的かつ永遠の宝へとわれらの心を向かわしむるよう取りなし給え。
御身の特別なる御保護を、精神的病を持つ者、また欠陥ある子供たちによる試練に苦しむ両親のうえに広げ給え。彼らの悲しみが、神の子らすべてに約束されし来世のまったき至福を思うことによりやわらげられんことを。寛容なる霊魂、および奉献されし人びとをして、御身を天の保護者としてわれらが願う、不幸な病人の悲しむべき状況に対し、キリスト教的憐みもて向かわしめ、彼らを世話する賞賛すべき看護の仕事を、共に担うことまでなし給え。
われらすべてに、御身の終りなき天の栄光の喜びにあずからしめたまえ。アーメン。
聖女の祝日は明日の5月15日です。
ファチマの記念日
本日は第一回のファチマでの聖母の御出現の記念日です。ファチマのメッセージについてはほとんどの方が御存じだと思われますが、その第三の預言の抜粋を載せます。
「二十世紀後半において、神の大いなる試練が人類の上にくだるだろう。
民は神の恩恵を足蹴にし、各地において秩序が乱れる。
国家の最高部をサタンが支配し、世相はサタンによって導かれる。
教会の上層部にもサタンが入り込む。特にサタンは学者の頭を混乱させる。
全人類の大半を数分のうちに滅ぼすほどの威力をもつ武器が造りだされる。
枢機卿は枢機卿に、司教は司教に戦いを挑む。
民族の指導者らは権力をふりかざす。
神の罰は洪水の時よりも悲惨である。偉大な者も小さき者も同じく滅びる。
二十世紀後半において大いなる戦乱が起こる。
腐ったものは堕ちる。堕ちたものは、もう支える力がない。
火と煙が降り、大洋の水は蒸気のように沸き上がる。
その艱難によって地上の多くのものは破壊され、無数の人が滅びる。生き残った者は死者をねたむ程の艱難に襲われる。
もしも最後の時が近づいていて人類が自ら改心しなければ、世の苦しみは深刻化する。
小さき者も善き者も悪しき者も、牧者はその信徒とともに、世の支配者はその民とともに滅びていく。
いたるところで死が勝利の歌をうたう。荒れ狂った者が凱歌をあげる。彼らは唯一の支配者サタンの配下である。
これがすべて終わったのち、世は神に帰り、聖母は、御子イエズスに従った者の心をよび起こす。
キリストは、単に信じるのみでなく、キリストのために公けの場所でその勝利を勇敢に宣言する人を求めている。
よき信徒、よき司祭は、彼らの兄弟から軽蔑され、攻撃されるだろう。
隣人に向かって真理の言葉を告げる者のみ真の愛をもっている。」
ファチマで聖母の御出現を受けたルチアの言葉(要約)も重要です。
「・祈りと苦行をもって向かわなければ、ロシアがいましめのムチとなるであろう。
・犠牲と祈り、これこそ霊魂を救うもっとも効果的な手段である。
・聖母はふたつの剣のあいだに立っておられる。すなわちキリストが振り下ろそうと
されている剣と、人々の無関心、かたくなな心の剣との間に。
・最後の武器はロザリオである。
・ロザリオと犠牲、このふたつがすべてを決する。個人的にも社会的にもロザリオを持って戦い、[ 無原罪の聖母]に対する信心をあつくしなければならない。」
これらのメッセージから、ロザリオと犠牲、無原罪の聖母への信心の三つが非常に重要であることがわかります。
ファチマは、ポルトガル中部の丘陵地帯コバ・ダ・イリヤの近くにあり、1917年5月13日から、10月13日まで6回にわたって聖母が3人の子供たち(ルチア、ヤシンタ、フランシスコ)に現れました。ファチマは年間数百万人の訪れる聖母 の巡礼地です。(2013年5月13日)
雨上がりの散歩―黒猫クッキーの思い出
昨日は、雨上がりの朝早く、新聞を取りに行くついでに短い散歩をしました。チヨコが一緒に並んで散歩します。以前飼っていた黒猫のクッキーもそうでした。私が行くところ田んぼでもどこにでもついてきました。クッキーは犬みたいな性格の雄猫で誰にでもよくなつきました。犬のグレイとも仲良しで、グレイの狂犬病の注射にもついてきました。家から歩いて10分くらいの注射の集合場所までついてきたのです。クッキーは,はるか向こうのあぜ道から、名前を呼ばれると猛スピードで走ってきました。その姿を[ラッシーする]呼んでいました。若い人はラッシーと言ってもわからないでしょう。私の子供のころのアメリカのドラマに出てきた犬の名前です。名前を呼ばれたクッキーは犬のように猛スピードで走ってきます。「名犬ラッシー」というタイトルのドラマだったと思います。
今年も狂犬病の注射の季節が巡ってきました。散歩しながら、グレイと一緒に集合場所へ行くつもりでしたが、体調が悪く家で寝ているはめになりました。
散歩していると、竹林のなかでホトトギスが鳴いていました。チョコは散歩の間、私に寄り添って歩いています。クッキーにチョコが似てきて、私はうれしいのです。
カトリック教会の教えによると、動物には動物魂というものがあります。でも動物が死ぬと、その動物魂は無になるのです。ですから、病気で死んだクッキーは、もはや「無」なのです。この宇宙のどこにもいません。一方人間は死んでも無にはなりません。人の魂は永遠です。ですから、永遠に天国で幸せになるか、永遠に地獄で苦しみ苛まれるかのどちらかなのです。現在は、地獄に落ちる霊魂が死ぬ人の9割と聖母がいわれる時代です。それは肉の罪による、と言われます。
姦淫の罪、ポルノを見る罪、不貞、不倫、買春、堕胎等の肉の罪によって、霊魂は地獄へ落とされます。この地上の生は、いわば一瞬であり夢のごとく終わります。しかし地獄は永遠なのです。終りがありません。(2013年5月12日)
山吹咲く
先週の土曜日、町まで買い物に行きました。30分くらいのドライブで、周囲の山々の山桜が終わり、山吹のあざやかな黄色で山々が彩られているのが見えました。冬の間は道が凍って危険なところもあるのですが、スピードを出さない限り問題はありません。山のなかから町まで下りてゆくからです。東京にいるときは、野原いっぱいのたんぽぽがきれいなどと、思ったことはありませんでした。今は、たんぽぽの黄色、ピンク、青、白、薄紫の野生の花々で野原が彩られています。
季節は春なのに、日本を巡る周辺の状況はますます気がかりなことになってきました。中国が沖縄の主権を主張するという暴挙に出てきたからです。尖閣列島を巡ってもいつなんどき事変が起こらないとは限りません。自衛隊のみなさんのご苦労に報いるためにも1日も早く憲法を改正しなければなりません。中国、北朝鮮、ロシアという3国に加え、韓国も日本を不当に非難しています。ロシアはエネルギー問題で日本の経済力や技術力をあてにし始めているので、一見軟化しているように見えますが、結局北方領土は返還しないでしょう。むしろ、ロシアは西側諸国を攻撃すると昔から預言されてきたからです。それらの預言は、ソビエト連邦と名乗っていたころから、天はロシアと呼んで、そう預言してきたのです。
「神は世界を支配し給う、しかし祈りは神を支配する」(「ピエタ」)祈りの力は偉大です。神の心を動かすのは祈りです。ロザリオで、日本の国を護らなければなりません。安部首相のためにも祈らなければなりません。まもなく重大な局面を迎えるからです。
(2013年5月11日)
ロザリオの偉大さ
聖母が福者アランに言われた言葉。
「あなたたちがロザリオを唱えるとき、天使たちは嬉々とし、聖三位一体は喜びをもってそれに浸り、私の神聖なる息子もまた歓喜し、私自身は、あなたたちが想像しうる以上に喜びに包まれます。聖なる生贄のミサ聖祭のあと、ロザリオほど私を喜ばせるものは公教会においてはありません。」
ロザリオを祈ることで得られる七つの大いなる恩恵
1、徐々に、イエズス・キリストの完全なる知識を我々のうちにもたらす。
2、霊魂を浄め、罪を洗い流す。
3、我々のすべての敵に対し、勝利をもたらす。
4、徳を行うことを容易にさせる。
5、我々を、われらの祝されし主への愛で燃え立たせる。
6、我々を恵みと功徳で溢れさせる。
7、神に対し、同胞に対し負っている負債を返すのに必要なものをもたらし、ついには、全能の神からのあらゆる恵みをもたらす。(「ロザリオの玄義」)
代母から聞いた話ですが、お土産にロザリオをもらった人が何年かのちにカトリック信者になったと言っていました。ロザリオを持っていただけなのに、不 思議です。そういえば教皇ヨハネ・パウロⅡ世もバチカンを訪ねてきた要人たちにお土産に*ロザリオを差し上げていました。(2013年5月10日)*ロザリオの入手方法については、メニュ―の「ロザリオ」のページを参照してください。
ロザリオと回心
ロザリオについて、聖ルイ・ドゥ・モンフォールが「ロザリオの玄義」という本のなかで書いておられることを引用します。
「もしロザリオを死に至るまで信仰をもって唱えるなら、私は、たとえあなたの罪が重大なものであっても、”決して朽ちることのない栄光の冠を受ける”ということを保証します。たとえあなたが地獄の淵にいようと、片足を地獄に突っ込んでいようと、黒魔術をする者のように魂を悪魔に売り渡していようと、そしてたとえ悪魔のごとき異端者であってさえ、もし―私のいうことをよく聴いてほしい―もしあなたが、真理を知る目的で、また、あなたの罪に対する痛悔と赦しを求めて、死に至るまで日々信仰をもって聖なるロザリオを唱えるなら、遅かれ早かれあなたは回心し、生活を改め、あなたの霊魂を救うことになるでしょう。」
聖ボナベンツーラは叫んでいます。「ああ、わが霊魂よ、マリアのうちに喜びおどれ。マリアを讃える人びとに約束された宝は、限りないものだからである。」
聖母マリアを讃えるもっとも良い方法は、ロザリオを唱えることです。(2013年5月9日)
八重桜満開
昨日、夕方5時半頃から、雨あがりに雑草取りをしました。無原罪の聖母像のあたり半径約5メートルくらいの範囲です。ソメイヨシノの下や聖母像の前後の草を三角グワでとります。咲き始めていた八重桜は満開になっています。葉桜になってしまったソメイヨシノの枝の下に入り見上げると、まだ花々は、白とピンク色とでとてもかわいいのです。やはり日本人は桜が好きなのですね。遠目には濃いピンクの八重桜が目立って良いのですが、枝の真下に入り見上げると、ソメイヨシノがなんといっても一番です。
私が聖母像のそばにいるといつもやってくるチョコは、今日はきません。遠出したようです。最近うちの敷地に雄猫が2匹出没しています。チョコが彼らに関心があるのかないのかわかりませんが、彼らはチョコが目当てです。
ソメイヨシノの近くに、去年格安で買った花桃の花が濃いピンク色のかわいい花をつけています。これは実はならないようです。家の近くに、1・5メートルくらいの高さの白桃の木があります。これもピンク色の花をつけ始めました。植えた1年目に、7個くらい小ぶりの実をつけました。去年は実が5個くらいで、1年目のように美味しくなかったのです。おそらく肥料をあげなかったせいです。去年は体調が悪くほとんど花や木の世話ができませんでした。今年は実のなる木と花の世話ができるとよいのですが…。また花がいつも咲いていると、うちの敷地に蜜蜂がきてくれるはずだからです。
今日は、すべての恵みの仲介者の聖母の祝日です。この称号の聖母のドグマが教皇がローマを去る前に発表されると、何人かの幻視者が預言していました。そのドグマは、将来ベネディクト16世が逃亡先で発表されるかもしれません。それはガラバンダルの預言から見ての、私の個人的な予想です。
トリエントミサ典礼では、今日は大天使聖ミカエルの出現の1級祝日となっています。495年、イタリアのガルガノ山での聖ミカエルの出現を記念します。この山の大聖堂には、年々多くの巡礼者が訪れるといわれます。(2013年5月8日)
べネディクト16世
名誉教皇ベネディクト16世は、5月2日、滞在先のローマ郊外の離宮からバチカンに戻られました。バチカン内の元修道院において秘書ら少人数の側近と共に引退生活を送られます。
今回も名誉教皇は姿を見せず(*)、教皇庁から教皇フランシスコと握手を交わしている写真が公表されただけです。
*前回、教皇フランシスコが離宮を訪問した時も、名誉教皇は姿を現さず、ビデオ、写真のみが公表された。
(2013年5月7日)
聖母マリアの栄光3
聖ドミニコに聖母様が約束なさったお言葉
「ある日、わたしはロザリオとスカプラリオ(*)を通して全人類を救う」
*スカプラリオ(2,3センチくらいの小さな布きれ)とは、茶のスカプラリオのことで、米国ベイサイドの御出現でも、出現された聖母が茶色のスカプラリオをお持ちになりました。茶色のスカプラリオ(カルメル山の聖母のスカプラリオ)は、スカプラリオを授ける権限のある司祭によって着衣式をしてもらいます。最初に司祭から着衣を受けると、その後スカプラリオを新しくつけなければならないときには、司祭の祝別は必要ありません。
1251年7月16日にカルメル会の聖シモン・ストックに聖母がご出現になり、当時すでに修道服の一部として用いられていたスカプラリオを彼に渡し、これをつけて死ぬ者の救霊を保証されました。
「誰でもこれ(スカプラリオ)を身につけて死ぬ人は永遠の火を受けないでしょう。」と聖母は聖シモン・ストックに言われました。
(2013年5月6日)
小鳥と猫とカモシカと
昨日は朝から寒く、隣組の交通安全会費の徴収にきた村人が、北海道の大雪のニュースを口にします。16年も飼っていた犬が2ケ月前に死んだとも。
朝から曇り空で、時々日が射しました。無原罪の聖母像の横の八重桜とソメイヨシノのピンク色が、薄曇りの光のなかで映えます。今はソメイヨシノ、山桜、八重桜がみな一度に咲いています。八重桜が一番濃いピンク色です。
午後になって、先日とても安い値段で買い求めておいた薔薇の苗を植えることにしました。ピンクがかった黄色、花びらの先端がピンクがかった白、濃いピンクの3種類です。薔薇の名前は、ローズオブフォエヴァー(永遠の薔薇)。聖母像のまわりは良い土です。薔薇を植える作業をしていると、ニャーニャー鳴きながらチョコがやってきました。小鳥も2羽山桜から飛んできてソメイヨシノの枝に止まり、ぴいぴい鳴いています。小鳥は18センチくらいの大きさで、きづいたチョコが腹這いになってじっと小鳥たちを見上げ狙っています。微動だにしません。
小鳥は桜の花びらを食べたり、2羽で鳴き交わしたり、枝に逆さにぶら下がったり暢気なものです。私ははらはらしながら見ていました。チョコはこの8月で2歳になる若い雌なのに、名ハンターです。チョコはいつもダッシュでソメイヨシノに飛びつき、すばやく木に登ります。
小鳥たちはすぐそばにいる私や猫を気にも留めずぴいぴい鳴きあっていましたが、ようやく危険に気づき、山桜へと飛び去りました。私はホッとしました。
目の前でチョコが小鳥を食べるのを見るのはごめんだからです。
その日の夕方、ドアから外を眺めていると、カモシカがうちの敷地の向こうの水田のあぜ道を悠然と歩いているではありませんか。大人のカモシカです。なにかを食べながらゆっくりゆっくりと歩いて、山桜の向こうの林の暗がりへ消えてゆきました。平和な春の一日のことでした。
(2013年5月5日)
五月は
五月は聖母月です。五月は聖母に捧げられた月なのです。公教会には聖母に捧げられた多くの美しい聖歌があります。昨日の5月3日は、聖母がキリシタンに出現された乙女峠の記念の日でした。この日には、乙女峠まつりがあるのです。乙女峠は津和野にあります。記憶では、2,3回訪ねたことがあります。津和野カトリック教会は古くて由緒正しい、美しい教会でした。内部は畳敷きだったという記憶があります。
乙女峠へ上ると、小さなチャペルがあり、その内部にはとても美しい聖母のご像がありました。ファチマの聖母像だったと記憶しています。津和野に長崎浦上の信者153名が幽閉収容され真冬に拷問を受けました。
聖母マリアのご出現を受けたのは安太郎という若者で明治2年真冬の1月10日雪のなか、三尺牢という立つこともことも寝ることもできない狭い牢に裸で入れられ満足に食べ物をあたえられず,衰弱死しました。夜ごとに、青い服の聖母が現れ、安太郎に話をしてくれたので、苦しくないと仲間の甚三郎に話したのです。
五歳のモリちゃんは、役人にお菓子を見せられ「キリストは嫌い」と言ったらお菓子をあげると言われましたが、「天国の味がもっといい」とことわり、衰弱死しました。乙女峠は36人の殉教者のキリシタン殉教地です。聖母の出現地でもあります。(2013年5月4日)
*天草四郎時貞のページがコンピューターの具合が悪いために中断しています。治ったらまた再開します。
富士の聖母
無原罪の聖母像のすぐ隣の八重桜が咲き始めました。その隣のソメイヨシノはまだ満開です。今日は晴れたので、花々がいっそう美しく見えます。でも花曇りの日も、あたりが霞がかかったようで幻想的で美しいのです。
昨日の夕方、聖母像のところまで散歩しました。どこからともなくチョコがあらわれ、桜の木に駆け上りました。のぼったはいいけれど降りれなくてにゃ―にゃー鳴きます。のぼった瞬間は得意げなのですが…。それで手を伸ばしてだっこして下ろしました。
富士の聖母 の巡礼地は、富士スバルラインの2合目と3合目の中間にあります。富士の聖母の聖地へ上る階段の前には広い駐車場があります。道を渡ると富士の聖母と書かれた標識があります。そこから急な長い階段を上っていくと大きな聖母像が見えてきます。キリスト信者の助け…扶助者聖母のご像です。富士の聖母 の巡礼地にはこの二十五年の間に十数回巡礼しました。個人的に十三回くらい、大型バスでみなといっしょに7回くらいです。二〇〇三年五月の巡礼のときには、この扶助者聖母の 巡礼地をつくられたE神父と一緒に巡礼しました。聖母像の前の祭壇でおミサが捧げられました。非常に素晴らしいお説教でした。後で録音しておくのだったと後悔しました。(2013年5月3日 )
射祷(しゃとう)
短いが非常に効果的な祈り。声に出しても、心のなかでも祈れます。愛の火矢とも呼ばれる祈りで、神や聖人に向かって祈る、小さな祈り。いつでもどこでも、またたびたび祈ることができます。
・イエズス、マリア、ヨゼフ、めでたしいと清きマリア。アーメン
この祈りでサタンや悪霊を払うことができます。
・イエズス、マリア、ヨゼフ、われ御身を愛し奉る、よって霊魂を救い給え。
この祈り一回で一つの霊魂を救うことができます。シスター・コンソラータに天が約束した祈りです。
・御身の汚れなき無原罪の御宿りによりて、ああマリアよ、わが身体をきよめ、わが魂を聖ならしめ給え。
聖アルフォンソ・リゴリが勧めた祈りです。
そのほかに公教会祈祷書にのっている免償(贖宥)がある射祷。
・イエズス、マリア、ヨゼフ。(7年)
・わがイエズスよ、憐み給え。(5年)
・甘美なるマリアの御心、わが救いとなり給え。(300日)
これらの射祷は、信者未信者を問わず祈ることができます。(2013年5月2日)
梅の花
何年か前に1メートル足らずの梅ノ木を小川沿いに植えました。ソメイヨシノが咲くのと同時くらいに、2,3メートルの高さに育った梅の木に花が咲き始めました。今年も20くらいしか花がありません。
去年は梅の実がたった5、6個しか実りませんでした。実がなったのも、去年が初めてでした。花の数だけ実がならないのは、蜜蜂が消えてしまったからでしょうか。うちの敷地では農薬は使っていません。でも、近所の農家はみな農薬を使っているのです。蜜蜂が消えた原因はある農薬のせいだという説がもっぱらです。蜜蜂が全くいないわけではありませんが、非常に少ないのです。今年はまだ蜜蜂の姿を見ていません。心配です。
去年その梅の実で梅干しを作りました。辛すぎてそのままでは食べれませんでした。
日本の農業で使う農薬は、中国ほどひどくはないようですが、蜜蜂がいなくなると収穫できる果物や野菜はぐんと減るのです。
今日は聖ヨゼフの一級大祝日です。タイトルは、証聖者、童貞聖マリアの淨配、勤労者聖ヨゼフです。(2013年5月1日)
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